新盆栽鉢登場
2021-03-01 10:00:12
盆栽ファン必見!十五代沈壽官とsobokuのコラボで生まれた新しい盆栽鉢
株式会社sobokuが、薩摩焼の名工である十五代沈壽官とのコラボレーションで、魅力的な小品盆栽鉢を発表しました。この新作は、2021年3月4日より雑誌「盆栽世界」およびsobokuの公式サイト限定で販売を開始します。今回のコラボレーションでは、37種類の盆栽鉢が用意されており、外縁や下方、袋式といった多彩なスタイルが揃っています。
sobokuは、盆栽の健全な普及を目指して活動を行っている企業であり、伝統を重んじながらも進化を続ける沈壽官窯との協力によって、さらなる業界の発展を図ることを目指しています。代表の橋口リカさんのデザインセンスと、沈壽官窯の卓越した成形および絵付け技術が見事に融合したこれらの鉢は、愛らしい姿が特徴です。
薩摩焼の歴史は長く、沈壽官の盆栽鉢は多くの盆栽愛好家にとって特別な存在です。特に、十二代沈壽官の作品は有名です。この度、約150年ぶりに新たに誕生した薩摩焼の盆栽鉢は、伝統を感じさせながらも、コストパフォーマンスに優れているため、一般の盆栽愛好者にも手に取りやすいデザインとなっています。
今回の盆栽鉢のラインアップには、例えば、「梅の図下方」という作品があります。これは沈壽官家に代々受け継がれてきた伝統的な梅の図柄が特別に描かれたもので、税込価格は9,900円です。また、「てんとう虫下方」という作品は、十五代沈壽官のモチーフを活かし、小さなてんとう虫が鉢足に可愛らしく描かれています。こちらも薩摩白のみで9,900円で購入可能です。
それだけでなく、他にも「とんぼ袋式」や「めだか下方」といった、自然の美しさをテーマにした作品も販売されており、それぞれの価格帯も手頃です。これらの作品は、伝統的な技法を用いながらも、現代の生活に合ったデザインに仕上がっています。
さらに、今回のコラボレーションの際には、特別な包装も用意されています。沈壽官窯の箱書きが施された桐箱に入っており、盆栽鉢を包むための帛紗には沈家の家紋が入った久留米絣が使用されているなど、細部へのこだわりが光ります。
このプロジェクトは、ただ盆栽鉢を作るだけでなく、その背後にある文化や技術を未来に継承していくことも大切にしています。盆栽は日本の伝統文化の一部であり、その魅力を多くの人に伝えるための手段でもあります。今回登場する新しい盆栽鉢は、そんな伝統の中で新たな可能性を見出す一歩となることでしょう。
さらに、橋口リカさん自身も多様な活動を行っており、盆栽教室やワークショップを通じて、新たな盆栽ファンを増やす努力を続けています。これにより、若い世代にも盆栽の楽しさを広め、自然とのつながりを深めることが期待されています。
この素晴らしいコラボレーションを通じて、盆栽を楽しむ人たちがさらに増えることを祈ってやみません。興味を持たれている方は、ぜひsobokuの公式サイトや雑誌「盆栽世界」でご確認ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社soboku
- 住所
- 東京都東村山市本町4-9都営東村山本町アパート25号棟705号室
- 電話番号
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0423-46-0008