島根県の未来を担う若者たちが挑むビジネス案
2024年1月17日、島根県松江市で開催された「みらチャレ大学生版(U-25)」の最終発表会が盛況のうちに終了しました。このプロジェクトは、地元の若者たちに社会課題解決のためのビジネスアイデアを育成することを目的としており、最終発表会では6つのプロジェクトがプレゼンテーションを行いました。
みらチャレとは
「しまね未来共創チャレンジ事業」(通称みらチャレ)は、2022年度に始まった取り組みで、島根県内の高校生や大学生が自らの興味や関心に基づいて社会課題を発見し、その解決策を模索するための支援を行っています。最大10万円の支援金に加え、経営者や専門家からのアドバイス、社会人や学生によるサポートを受けることで、実践的な経験を積むことができます。
グランプリの発表
この日のハイライトは、大学生版みらチャレAWARDの発表です。栄えある初代グランプリには、ENISHIの黒田佳吏夫さんが登壇。彼が提案したのは、縦型動画で学習を促進するアプリの開発計画でした。このアプリは、学ぶことが楽しいと感じることができる仕組みを構築し、AI機能によりユーザーの潜在的な興味を引き出します。彼自身が勉強が苦だった経験を生かし、楽しく学ぶ方法を提案したことに多くの共感が寄せられました。
特別賞の受賞プロジェクト
また、特別協賛企業による各賞も発表されました。e-Grid賞はViaSpidersの宇山学志さんが提案した集水装置の開発プロジェクト、JR西日本賞は神在月の森山遥翔さんが手がけた古民家改装による田舎暮らし体験事業が受賞しました。さらに、大畑建設賞も黒田さんのプロジェクトが受賞し、ダブル受賞の快挙を達成しました。
地域活性化に向けたアイデア
松江市長賞には、Lubricationの岡田夏海さんが提案した美容と健康の取り組みが選ばれ、女性の地域活性化を目指す意義深いプロジェクトとして注目されました。これらの取り組みは、地域チームとの連携を通じて、島根県全体の発展に寄与することを目指しています。
最終発表会アーカイブ
発表会の模様はYouTubeでアーカイブ配信されています。オープニングやプレゼンテーションの概要は以下のリンクからご覧いただけます。
まとめ
「しまね未来共創チャレンジ事業」は、これからも島根県の若者たちの挑戦をサポートし、地域の未来を明るく彩るリーダーを育てていくことでしょう。今後の展開も楽しみです。若者たちの情熱が、未来を形作る原動力となることを期待しています。