災害避難の新図記号
2026-01-19 14:31:23

新たな図記号追加で災害時の避難誘導を強化!JIS改正の詳細

災害時の避難を支える新たな図記号の導入



2025年12月22日、一般財団法人日本規格協会(以下JSA)が新たに発行した「案内用図記号」に関する日本産業規格、JIS Z 8210において、火山災害や地震への対応を強化した4つの新しい図記号が追加されました。この改正は、近年の自然災害の脅威を踏まえたもので、より迅速かつ正確な避難誘導を目指しています。

JIS規格の背景



JIS Z 8210は、2002年に制定された「案内に用いる図記号」に関する規格であり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて全面的な見直しが行われました。2022年にはバリアフリー関連の施設にも対応するための改正が行われましたが、今回の改正(追補3)では災害リスクの高まる現代社会において、急増する火山や地震の災害に特化した改善が必要とされました。

新たな図記号



追加された新たな4つの図記号は次の通りです:

1. 噴石シェルター [退避ごう(壕)]
これは2014年の御嶽山噴火災害を教訓に、登山者や観光客が緊急時に身を隠すための施設を示す標識です。火山活動が活発な地域での安全確保に寄与します。

2. 火山噴火注意
火山噴火の危険がある地域で、その警戒情報を周知させるために設置されます。この標識によって、地域住民や観光客に注意を促し、早期の避難行動を誘導します。

3. 火山噴火
この図記号は避難所の情報と組み合わせて使用され、噴火時の具体的な避難先を明示します。視認性の高いデザインにより、混乱を避ける手助けとなります。

4. 地震
地震発生時に迅速に避難場所を示すための標識です。他の図記号と連動して設置され、明確な指示を提供します。

これらの新しい図記号は、特に外国人観光客にも確実に理解されることを目指してデザインされています。日本国内およびアメリカ、中国の利用者を対象にした理解度テストにおいて高い評価を得たデザインが採用されました。これによって、訪日観光客が災害時における危険箇所や避難場所を迅速に認識できるようになることが期待されます。

まとめ



この改正は、火山防災や地震対策の強化を図るとともに、安全で安心な社会を築くための重要なステップです。JSAは、今後も国民の安全を守るために、適切な規格の整備と普及に努めていくとしています。新たな図記号を通じて、より多くの人々が災害時に適切な行動をとれる社会の実現を目指しましょう。また、規格の購入も可能ですので、興味のある方はぜひ公式サイトをご覧ください。


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一般財団法人日本規格協会
住所
東京都港区三田3-11-28三田Avanti
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