岩崎ノ鼻灯台で心と体を癒す特別なウォーキングイベント
イベント背景
11月3日、岩崎ノ鼻灯台を中心に開催された「癒し」ウォーキング&温泉ツアーは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で行われました。このプロジェクトは、地域の海の記憶を掘り起こし、地域間や異業種間でのつながりを生み出すことを目指しています。
イベント概要
このイベントでは、参加者が五感で楽しむ「癒し」をテーマにした内容が組まれました。参加者は高岡市内外から集まり、「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪タクシーでの非日常的な移動や、灯台の歴史を学ぶ座学、ヨガ、特製ランチ、温泉入浴などを体験しました。
スケジュール
1.
9:30: 伏木コミュニティセンター集合・出発
2.
9:40〜10:15: 元伏木高校教諭による座学
3.
10:25〜11:00: 灯台見学・歴史解説・登頂体験
4.
11:00〜11:40: 癒しレクリエーション
5.
11:40〜12:30: 特製弁当ランチ
6.
12:30〜12:40: トゥクトゥクで移動
7.
12:40〜14:00: 温泉入浴
8.
14:00〜14:10: トゥクトゥクで移動
9.
14:15: 解散
参加者の年齢はさまざまで、大人から小学生までが参加し、地域と歴史への理解を深めました。
癒しのウォーキング開始
朝の悪天候にも関わらず、参加者たちは伏木コミュニティセンターで座学からスタート。野口先生の解説で伏木の歴史と文化を知り、その後、トゥクトゥクで岩崎ノ鼻灯台に向かいました。移動中には潮風を感じながら、新たな体験を楽しむ参加者の姿が印象的でした。
灯台登頂と文化体験
灯台に到着すると、伏木海上保安部の方から灯台の歴史を丁寧に紹介されました。普段は触れることのできない貴重な資料を目にし、参加者は興味深く耳を傾けました。特に中学生の参加者が「最初は小さな明かりだったことを知り、新たな知識が増えた」と感想を述べました。最上部からの眺望は素晴らしく、秋の風景を楽しむことができました。
ヨガと特製弁当でリラックス
その後、伏木コミュニティセンターに戻り、灯台を背景にヨガを体験。窓の外に広がる自然を見ながらの瞑想は、心身ともにリフレッシュする瞬間でした。また、本イベントのために特別に用意された岩崎ノ鼻灯台特製弁当は、地域の食材を活かした内容で、参加者に喜ばれました。弁当には桜の灯台をイメージした具材も盛り込まれ、見た目にも楽しさを添えました。
温泉での締めくくり
ツアーの最後には、灯台近くの温泉「越の庭」で癒しの入浴を楽しみ、参加者たちは心も体も満たされた様子でした。このイベントを通じて、岩崎ノ鼻灯台が地域の誇りであることを再確認し、今後もその魅力を広めていく活動が期待されています。
岩崎ノ鼻灯台とは
岩崎ノ鼻灯台は明治時代に建設され、地域の船舶安全に寄与してきました。鉄筋コンクリート造に完成された灯台は富山湾や立山の美しい景色を望む名所としても知られ、その姿は町のシンボルとなっています。今回のイベントをきっかけに、さらに多くの人々にその魅力が伝わることでしょう。