AIボイスボット登場
2025-11-10 11:43:52

NTTテクノクロス、新型AIボイスボット「CTBASE/SmartCommunicator」を提供開始!

NTTテクノクロスが新たに提供するAIボイスボット



NTTテクノクロス株式会社は、2025年11月10日より新たな自動音声応答サービス「CTBASE/SmartCommunicator」の提供を開始します。このサービスは、お客様の言葉にAIが的確に応じることで、現在のコンタクトセンター業界が抱える人材不足や効率化の課題を解決することを目指しています。

社会背景・課題


近年、コンタクトセンター業界では人手不足が深刻な問題となっています。オペレーターの確保や育成が難しくなりつつあり、生産性の向上と応対品質の維持が求められています。特に、定型的な問い合わせに多くの人手が割かれている現状が続いている中、ボイスボットの導入が注目されていますが、様々な課題が存在しました。それは、高精度な回答が難しいことやシナリオの設定が複雑であること、さらには既存の設備を変更する必要があるため導入障壁が高いことです。

NTTテクノクロスの革新


NTTテクノクロスは、30年以上のコンタクトセンター支援の経験を基に、「CTBASE/SmartCommunicator」を開発しました。このボイスボットは、金融業や通信業界で評価を受け、オペレーター1人あたりの業務時間を約30%削減した実績を持っています。このような成果は、特に業務効率化を目指す企業にとって、大きな魅力となるでしょう。

特徴1:高精度な自動応対


この製品の第一の特徴として、ボイスボットによる高精度な自動応対が挙げられます。NTTテクノクロスが独自に開発した技術により、AIの応対がより一貫性を持ち、予期しない応対を防ぐ仕組みを実現。これにより利用者は、高い満足度を得られるでしょう。

特徴2:シナリオエディター機能


また、直感的に使える「シナリオエディター」機能によって、ボイスボットのシナリオが簡潔に作成可能です。この機能を通じて、シナリオ作成にかかる時間を最大50%削減できるため、忙しい企業にとっては大きな利点となります。

特徴3:既存設備の無改修


従来、顧客情報を取得するためには既存の設備を改修する必要がありました。しかし、「CTBASE/SmartCommunicator」は、フリーダイヤル回線と組み合わせることで、改修なしに顧客対応をスムーズに行えます。これにより、導入時のリスクやコストを抑えつつ、効果的な業務を実現します。

今後の展開


今後、NTTテクノクロスは顧客体験(CX)や従業員体験(EX)を重視しながら、コールセンターの高度化を進めていく方針です。具体的には、「CTBASE」シリーズの拡充やバージョンアップに注力していく見込みです。

価格について


「CTBASE/SmartCommunicator」の価格は、利用環境やシステム構成によって異なりますので、詳細については直接お問い合わせが必要です。

CTBASEシリーズとは


「CTBASE」シリーズはNTTテクノクロスが1999年から提供しているコールセンターソリューションの包括的な製品群であり、PBXやIVR、CRMなどのシステムを含んでいます。これにより、様々なニーズに応じた対応が可能となっています。

用語解説


  • - CTBASE/SmartCommunicator:NTTテクノクロスの商標
  • - CTBASE:同社の登録商標

新しいAIボイスボットの登場により、コンタクトセンター業界の未来は大きく変わることが期待されます。今後の動向に目が離せません。


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会社情報

会社名
NTTテクノクロス株式会社
住所
東京都港区芝浦3-4-1グランパークタワー 15階
電話番号

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