中高生の夢を応援するHAJIMARI FES 2025が盛況のうちに開催

中高生の夢を語る場、HAJIMARI FES 2025

株式会社RePlayceが主催する「HAJIMARI FES 2025」が、2025年3月30日に東京都渋谷区のドコモ代々木第2ビルで開催されました。このイベントは、選ばれた10チームが中高生の夢やビジネスプランを発表するプレゼン大会です。会場には100名以上の中高生が集まり、参加者たちの熱意あふれるプレゼンテーションが繰り広げられました。

イベントの概要と目的

「HAJIMARI FES」は、若者が大きな夢を語る場を作りたいという思いから始まりました。最近の日本では、夢や理想を語ることが少なくなり、現実に縛られがちですが、このイベントはその状況を打破することを目指しています。

開催日程

- 日時: 2025年3月30日（日）15:25〜17:00
- 会場: ドコモ代々木第2ビル（東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目26−28）
- プログラム: 12:30 受付開始

13:00-15:00 中高生の夢ピッチ
15:10-16:00 新規事業ピッチ
16:10-16:35 ゲストセミナー
16:40-16:50 表彰式

このように、日本の未来を担う若者たちが、自分の夢を堂々と披露する姿は観客に強い印象を与えました。

プレゼンテーションの様子

「中高生の夢ピッチ」では、多くの学生が自分の夢や未来について、信念を持ってプレゼンしました。高校生のあやかさんは「幸せの基準って何？」というテーマで、周囲の人々がどのように幸せを感じているのかを考察しました。彼女の発表からは、私たちが普段何気なく感じている小さな幸せに気づかせてくれる内容でした。

いちじょーさんは、宮城県白石市の未来を見据え、市長になった後に実現したい「白石産の海産物を作る」という夢を語り、大きな拍手を受けました。彼の発表は「夢を語れ!!グランプリ」に輝く結果となりました。

新規事業ピッチでは、かっちゃんさんが廃棄されたわさびの葉を使った「再利葉プロジェクト」を提案し、食品ロスを考慮した社会問題の解決を目指しました。彼の情熱あるプレゼンに多くの参加者が引き込まれました。

また、こいけんさんの提案した「KARAOKESTUDY」は、楽しく外国語を学ぶことができるカラオケアプリで、参加者の共感を呼びました。この発表は「新規事業ピッチグランプリ」を受賞しました。

審査員の評価と期待

審査員は、高校生たちの発表を通じて自身の経験や知識と照らし合わせながら評価しました。彼らの情熱は、夢を語ることの重要性を再認識させるものであり、今後の社会を支える人材育成に繋がると感じています。

企画者の思い

イベントを企画した株式会社RePlayceの代表、山本将裕さんは、「 HAJIMARI FES」を通じて、全ての子どもたちが自分の夢を安心して語れる社会の実現を目指しています。参加者の生き生きとした表情から、夢を抱くことの大切さを改めて感じました。彼は、来年も更に高いレベルで開催する意欲を示しています。

総括

「HAJIMARI FES 2025」は、中高生が自身の夢を語り、互いに刺激し合う場として成功を収めました。このイベントは、参加者たちにとって大きな経験となり、未来に向けた一歩を進めるためのきっかけとなったことでしょう。

夢を持ち、自分たちの声を社会に届ける力を育てるこのような取り組みが、今後も続くことを期待します。