愛媛県の賃貸管理No.1がスマートロック導入で業務効率化を進める

愛媛県の賃貸管理の新たな一歩

愛媛県松山市に本社を置く株式会社日本エイジェントは、賃貸管理戸数で全国No.1を誇る企業です。このたび、日本エイジェントは業務効率化とセキュリティ向上を目的として、株式会社ビットキーが提供する「homehub」およびスマートロックを賃貸住宅に導入しました。これによって、全16,000戸へのスムーズな導入を目指し、年間1,800時間もの業務効率化を見込んでいます。

スマートロック導入の背景

日本エイジェントは、これまでにもデジタル技術を駆使し、新しい不動産ビジネスモデルを構築してきました。具体的には、スタッフ不在での部屋探しができる「スタッフレスショップ」や、スタッフ同行なしの「スタッフレス内見」を展開してきました。これらの取り組みはすべて、顧客の利便性を追求するためのものです。

しかし、スマートロックの導入については、初期費用の大きさから見送られていた経緯があります。今回、ビットキーが提案するサブスクリプションモデルがこの課題を克服し、日本エイジェントは導入を決定。物件のセキュリティを高めるだけでなく、業務の効率化にも寄与することが期待されています。

スマートロックの詳細

新たに導入されるスマートロックは、物件のエントランスドアや各住戸のドアに設置されます。入居者は、登録したメールアドレスに送られる鍵の設定方法案内をもとに、スマホアプリ「homehub」を使用して、ICカードや暗証番号などの解錠手段を設定できます。また、合鍵の作成もデジタルで行えるため、物理鍵の持ち運びや紛失の心配がなくなります。

退去時には、鍵情報が自動的に削除されるため、物理的な鍵の受け渡しが不要になります。この新しいシステムにより、入居者や内見希望者が待ち時間なしでスムーズに入室できるようになります。

管理会社のニーズを満たす

日本エイジェントは、このスマートロック導入によって、業務負担を大幅に減少させることが可能です。これまで物理鍵の管理にかかっていた時間を短縮し、スタッフの移動時間を削減することで業務効率を向上させます。また、内見希望者や管理会社、原状回復を行う協力会社にはワンタイムパスコードを発行し、より安全な管理を実現します。

未来の不動産ビジネスモデルの構築

日本エイジェントの代表取締役社長、乃万春樹氏は、「スマートフォン一つで全てが完結するサービスの実現」を目指しています。今回のスマートロック導入は、その第一歩と言えるでしょう。将来的には、スマートロック、スタッフレス内見サービス、そして入居者向けのアプリとの連携を強化し、オンラインでの手続きを一元化する方針です。

ビットキーの提供する「homehub」

ビットキーの「homehub」は、暮らしとさまざまなサービスを繋ぐプラットフォームとして機能します。将来的には置き配や家事代行等、多彩なサービスとも連携し、皆様により快適な生活を提供することを目指しています。

日本エイジェントとビットキーの取り組みは、地域の賃貸管理シーンにおいてこれまでにない革新をもたらしています。今後の動きにも注目が集まります。