エドワード・オールビーの名作『動物園物語』が下北沢で上演決定！

エドワード・オールビーの名作『動物園物語』上演決定

劇作家エドワード・オールビーの傑作『動物園物語』が、2023年12月に下北沢スターダストで上演されます。オールビーの洗練された台詞回しと、寓話的要素が絡み合うこの作品は、見る人の心に深い印象を残すことでしょう。

あらすじ

物語は、ニューヨーク市のセントラル・パークでの静かな日曜日から始まります。読書に耽る一人の男性・ピーターは、見知らぬ男・ジェリーに声をかけられます。ジェリーは動物園に行ったばかりで、その体験を話し始めます。最初は興味を持たないピーターも、ジェリーの饒舌さに引き込まれていきますが、彼が抱える不安や孤独が徐々に浮き彫りにされていく中で、やがて二人の関係は異常な緊張感を帯びていきます。

この作品は、社会の常識や倫理観に疑問を投げかける不条理劇として、観客に考えさせる力を持っています。ピーターは社会の一員として、常識を守ることを重視していますが、ジェリーとの対話が進むにつれて自らの価値観が揺らぐ様子が描かれています。

キャスト＆スタッフ

本公演の魅力の一つは、見事なキャストとスタッフです。ピーター役は牛嶋裕太が演じ、謎の男ジェリー役には諫早幸作が出演します。また、音響を担当するのは山本篤士、衣装デザインは永樂琢摩が手掛けています。宣伝美術は松井綾音とfog.が提供し、素晴らしい舞台を演出するための準備が進められています。当日運営は小日向雪が行います。協力として、株式会社ノックアウト劇団東京乾電池が参加しています。

公演情報

下北沢スターダストでの公演は、12月15日（金）から17日（日）までの3日間、全5公演が行われます。具体的なスケジュールは以下の通りです：

- 12月15日 19:00〜
- 12月16日 13:00〜 / 17:00〜
- 12月17日 13:00〜 / 17:00〜

会場は下北沢駅東口から徒歩2分の場所にあり、アクセスも良好です。チケットは全席自由、前売りは3000円、当日券は3500円（残席がある場合のみ販売）。受付は公演の45分前に開始し、開場は30分前となります。

【チケットご購入】は、カルテットオンラインや公式サイト（LivePocket）からお求めいただけます。