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山梨日日新聞は、2023年7月1日の創刊150周年を記念し、紙面を全面的に刷新しました。

今回の刷新では、題字のデザインを一新。月曜日から土曜日までは、山梨の豊かな自然を表す「山紫水明」や県産のブドウをイメージした紫色を背景に配し、地元紙としての決意を新たに表現しています。日曜日の題字は、横基調に変更。デジタル化が進む現代において、日本の縦書き文化も変化の波に乗り、新聞も新たな時代に向けた大胆な挑戦をデザインに込めています。

また、スポーツ面では文字サイズを拡大し、より読みやすくしました。同時に、ページの段数を15段組みから12段組みに変更、1行の字数を11字から13字に変更することで、記事の見やすさを向上させています。これは、文字拡大によって1行の字数が減ると行が頻繁に変わることで読みにくくなることを考慮したものです。

地域面では、これまで「ぐんない」として掲載されていたエリアを、大月市、都留市、上野原市、北都留郡の「県東部」と、富士吉田市と南都留郡の「富士北麓」に分け、地域区分をより細かくすることで、身近な話題やニュースを充実させました。

さらに、紙面全体に写真の大胆な配置を取り入れ、レイアウトを2分割にすることで、より読みやすい紙面を目指しています。社会1面に掲載されていた四コマ漫画は社会2面に移されました。

電子版もリニューアルし、7月1日から紙の新聞と同じレイアウトで見られる紙面ビューアーをフルカラー化。紙の新聞ではモノクロで掲載されている紙面も、電子版では迫力のあるカラー写真とともに楽しむことができます。

山梨日日新聞は、読者の視線調査を基に紙面の改善を図り、より多くの読者に情報を届けたいと考えています。今回の紙面刷新によって、より地域に密着した情報発信を行い、読者の皆様に愛される新聞を目指していきます。

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