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レゴジャパン株式会社が提供するレゴの建築シリーズ「レゴⓇアーキテクチャー」から、特別なモデル「21017 帝国ホテル」が登場します。この商品は2023年3月15日に新発売され、価格は税込14700円。帝国ホテルは、1923年に開業し日本のシンボルとして長く親しまれてきた建物であり、フランク・ロイド・ライトによって設計されたものです。

レゴⓇアーキテクチャーは、建築に特化した楽しみを提供するために2008年から展開されているシリーズで、アダム・リード・タッカーなど建築家との共同開発によるものです。今回の「21017 帝国ホテル」は、その名の通り、旧本館のメインエントランスがモデルとなっており、1188ピースから構成されています。このセットは12歳以上を対象としており、組み立て方を絵で示した説明図と、建物の写真、歴史やストーリーを紹介したブックレットが付属します。説明書は英語版ですが、日本語版はWEBからダウンロード可能です。

帝国ホテルの歴史は、開業当初から関東大震災を乗り越えて多くの人々に愛されてきたことから伺えます。当時のホテルとしては最大規模であり、ヨーロッパスタイルを取り入れたそのデザインは、日本の近代化を象徴する存在となりました。しかし、1968年に新たなホテル建設のため取り壊される運命にありましたが、その象徴的な玄関部分は愛知県の博物館明治村に移築され、今でもその姿を見ることができます。

この「21017 帝国ホテル」は流通限定商品であり、レゴファンや建築の愛好者にとって、手に入れる価値がある一品です。レゴブロックを使って、ぜひこの素晴らしい建築物を手元に再現してみてはいかがでしょうか。レゴⓇアーキテクチャーは、ただの玩具ではなく、文化的価値や歴史を感じながら楽しむことができる素晴らしいシリーズです。これを機に、他のシリーズと共に、アーキテクチャーの魅力に触れてみてください。日本の建築物がレゴで表現されるのはこれが初めてとのことなので、コレクター必見のアイテムとなるでしょう。

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