看護記録DX「RABBIT」
2023-10-01 09:31:58
医療の現場を変える!看護記録DXサービス「RABBIT」の誕生
医療の現場を変える!看護記録DXサービス「RABBIT」の誕生
最近、看護・介護施設に向けた新しい記録デジタルトランスフォーメーション(DX)サービス「RABBIT」が正式にリリースされました。この革新的なサービスは、Meduranceという東大発のスタートアップによって開発され、医療現場における看護師や介護士の負担を軽減することを目的としています。
RABBITの概要
「RABBIT」は音声記録サービスで、特に看護師向けに設計されています。従来の音声認識技術は、医療用の専門用語を正確に理解することができず、実用的ではありませんでした。しかし、MeduranceはAI技術を利用して、さらに大規模な医療用語の音声データを加えて学習させることで、この問題を克服しました。これにより、専門用語の誤認識が大きく減少しました。
効果は時間削減だけではない
「RABBIT」が提供するのは単なる時間削減ではありません。看護記録の際のミスや記録漏れも大幅に減少します。理想的には、看護が終わった直後に記録を行うことが推奨されていますが、実際にはそちらの時間が確保できないことが多く、次の看護業務に追われてしまいがちです。そのため、残業して記録をすることになり、記憶が薄れることでミスが増えるという問題があります。
RABBITは、看護直後にわずか30秒で記録を行う手助けをします。この機能によって、記録作業の質とスピードを両立させることが可能になります。
CEOのビジョン
MeduranceのCEOは、看護師や介護士の人手不足が報じられる中で、働き方の改革や業務の効率化が求められている現状を指摘しています。RABBITは使うほどに精度が上がり、医療者たちの働き方に浸透していくAIサービスです。「共創」を重要視する企業理念も反映されています。CEOはステーションの皆様のねぎらいに感謝しつつ、ぜひ多くの方にこのサービスを活用してほしいと述べています。
まとめ
RABBITは、医療従事者がよりスムーズに記録業務を行えるようにするための画期的なサービスです。興味のある方は、Meduranceの公式ウェブサイトにて詳細を確認し、お問い合わせページから連絡をしてみてください。改めて、医療現場の労力軽減の一助となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Medurance
- 住所
- 東京都渋谷区富ヶ谷2-20-8プラウドフラット510
- 電話番号
-
090-7856-9772