TBWA HAKUHODOの米澤香子氏がThe One Show 2026審査員に選出！

米澤香子氏が「The One Show 2026」の審査員に

TBWA HAKUHODOの米澤香子氏が、世界的に権威のある広告賞「The One Show 2026」の審査員に選ばれたことが発表されました。この選出は、彼女の独自の視点と豊富な経験をもとに、広告、デザイン、デジタルマーケティング分野でのクリエイティブな実践を投影する機会となります。

The One Showとは

The One Showは、1975年にニューヨークで設立された「The One Club for Creativity」によって運営されています。広告業界の中でも特に高く評価されている国際的な賞の一つであり、Cannes LionsやClio Awardsと並んで「世界三大広告賞」と称されています。この賞は、広告キャンペーンの創造性やクオリティを評価し、特に「Gold Pencil」と呼ばれる金賞は、クリエイティブ業界において最も権威ある称号の一つです。

米澤香子氏のプロフィール

米澤氏は、大学で航空宇宙工学を学び、大学院ではHuman Computer Interactionを専攻。学業における優れた成果として、未踏IT人材発掘・育成事業に採択され、猫向けのウェアラブルデバイス「Cat@Log」を開発しました。この経歴を活かし、現在はTBWA HAKUHODOでのキャンペーンプランニングやエクスペリエンスデザイン、プロダクトイノベーションに関わっています。

彼女の幅広い活動範囲は、企業のサービスデザインやインタラクティブアートにまで及びます。2023年からTBWA HAKUHODOに加わり、その独自の視点で新たな価値を創造し続けています。また、猫が大好きであり、その愛情が仕事への情熱ともなっています。

審査員としての意気込み

米澤氏は「The One Show 2026」の審査員を務めることについて、次のようにコメントしています。「IP & Product Design部門の審査員として再び選ばれることを光栄に思います。この部門では、物理的製品からデジタル体験まで多岐にわたる要素を評価します。それぞれのブランドが如何に長期的な価値を創出しているかを見極めることが楽しみです。」

これは、単なる創造物の審査に留まらず、ブランドとしてのストーリーやコミュニティの形成、体験の持続性を評価するユニークな機会でもあります。さらに、世界中から集まる多様な作品に触れることで、新たなインスピレーションを得ることができると期待しています。

TBWA HAKUHODOについて

TBWA HAKUHODOは、2006年に博報堂とTBWAワールドワイドの共同によって設立された広告会社です。博報堂の「生活者発想」と「パートナー主義」、TBWAの「DISRUPTION®」メソッドを組み合わせることで、高品質なソリューションを提供し、クライアントのビジネス成長をサポートしています。

「DISRUPTION®」は、常識に縛られず新たな視点を見出すTBWA HAKUHODOの哲学であり、これはマーケティングだけでなく、ビジネス全般において新しいアイデアやブランドの進化を促すものです。これからもTBWA HAKUHODOは、今までにない独創的なキャンペーンやプロダクトを生み出し、広告業界においてその存在感を強めていくことでしょう。

The One Show 2026の結果は、2026年5月に発表予定です。米澤香子氏の審査員としての活躍に、今から期待が高まります。