川根の有機抹茶
2023-04-04 10:00:02

静岡川根地域の有機抹茶を活用した新しいプロジェクト登場!

静岡県川根地域の新たな挑戦



静岡県川根地域は、高級茶として名を馳せる「川根茶」の産地として知られています。ここでは、東京農業大学の学生たちと地元の茶農家が手を組み、魅力的な新商品を開発しました。2022年に行われたインターンシップでは、学生たちが茶畑での実務経験を通してお茶作りの深い魅力を発見しました。しかし、それ以上に彼らは、農家が直面する課題についても理解を深めることができました。

インターンシップの成果



インターンシップで得た経験を背景に、学生たちは「茶業の課題を解決したい」という強い思いを抱きました。その意志を受け継ぎ、農大生と農家が協力して開発した商品が、「至高の抹茶羊羹」と「抹茶染め」です。これらのプロジェクトには、他地域の企業の協力も得ることで、さらなる魅力を引き出しています。

1. 至高の抹茶羊羹



「至高の抹茶羊羹」は、川根の有機抹茶を贅沢に使用した濃厚な一品です。抹茶味が4本、ほうじ茶味が1本のセットで、抹茶味はそれぞれ濃さが異なる4バリエーションがあります。特に、10%の抹茶を使用した羊羹は、一般の抹茶羊羹の20倍もの抹茶が使われており、絶品の味わいが楽しめます。この商品は、青森県八戸市の「かねご製餡株式会社」との協力によって、試作を繰り返し改良を重ねた結果、東京農業大学の学園祭「収穫祭」で大好評を得ました。

2. 抹茶染め



「抹茶染め」は、抹茶の製造過程で出る規格外の抹茶を無駄なく再利用した製品で、優しい緑色の糸で刺し子織りが施されています。このプロジェクトには愛知県蒲郡市の「森菊株式会社」の協力があり、様々な日常使いが可能なアイテムを展開しています。具体的には巾着、ブックカバー、ポーチ、トートバッグの4点で構成されており、どれもデザインと機能性にこだわった仕上がりとなっています。

クラウドファンディングの実施



これらの魅力的な商品は、クラインダイングでの資金調達を通じて販売されています。実施期間は2023年4月4日から5月15日で、目標金額は30万円。リターン品として、抹茶羊羹や抹茶染めのアイテムが用意されています。金額帯も1500円から10,000円の幅広い設定があり、様々な支援が可能です。

プロジェクト代表の東京農業大学早川蛍氏は、「このプロジェクトを通じてお茶の魅力を再発見し、茶業界を支える仲間になってほしい」と考えています。このプロジェクトを支持することで、地域の特産物である有機抹茶の新たな魅力を発見することができるでしょう。

川根地域とKAWANE抹茶



川根地域は、南アルプスに囲まれた豊かな自然の中で、美味しい茶が育まれています。また、KAWANE抹茶株式会社は、有機栽培とサステナブルなアプローチを重視し、茶草場有機農法に積極的に取り組んでいます。日本の伝統と現代の技術が融合した魅力的なお茶作りがここで行われています。

静岡県川根の有機抹茶を通じて、新たな食の魅力や農業の重要性を感じる機会を多くの人に提供したいと願っています。

会社情報

会社名
KAWANE抹茶株式会社
住所
静岡県島田市川根町家山2391
電話番号
0547-53-3085

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