茅場町の屋上で子供たちと共に米作りを体験しよう

茅場町あおぞら田んぼプロジェクトとは

東京都中央区にあるプレナスの茅場町オフィスの屋上で実施されている「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」。この楽しいプロジェクトは、2014年から続くプレナスの米文化継承活動の一環としてスタートしました。プロジェクトの主な目的は、日本の伝統的な農業と米食文化を未来へと受け継ぐことであり、特に子供たちにその大切さを伝えることを重視しています。

プロジェクトの概要

このプロジェクトに参加するのは、中央区立阪本小学校の5年生たちです。彼らはプロジェクトを通じて、米づくりを実際に体験しながら、米がどのように育ち、私たちの食卓に届くのかを学んでいきます。

田んぼの基本情報

- 名称: 茅場町あおぞら田んぼプロジェクト
- 所在地: 東京都中央区日本橋茅場町1丁目7-1屋上
- 面積: 約20㎡（3.6ｍ×5.8ｍ）
- 収穫目標: 玄米8㎏

今後の予定として、5月29日に田植えを行い、9月中旬には稲刈りと精米、10月中旬には試食会を予定しています。子供たちが育てたお米を味わうことができるのが、このプロジェクトの大きな魅力の一つです。

過去の取り組み

これまでのプロジェクトでは、毎年田植えや稲刈りのイベントが開催されてきました。例えば、田植えの時には子供たちが楽しそうに泥の中に入り、苗を植える姿が見られます。また、育った稲を収穫する稲刈りの際には、子供たちが率先して作業に参加し、農作業の大変さや楽しさを体感しています。

さらに、収穫後の脱穀や籾摺りなどの工程も体験し、最終的には自分たちが育てたお米を使った試食会が実施されます。この一連の流れは、ただの農作業の体験だけでなく、食の大切さを考えさせられる貴重な機会となっています。

米文化の継承

プレナスでは、この活動を通じて、単に米を作るだけでなく、食文化そのものを学んでもらうことも大切にしています。未来を担う子供たちが大人になったとき、この体験が自分たちの食に対する考え方や、日本の食文化を大切にする態度に繋がることを期待しています。

最後に

「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」は、米づくりの楽しさだけでなく、地域の人々が一つになって未来を築いていく姿勢をも垣間見せてくれます。子供たちとの協力を通じて、田んぼの生育を楽しみにしながら、地域社会への貢献も果たしていく予定です。

このプロジェクトはただの米作りに留まらず、日本の食文化の大切さを次世代に繋ぐ重要な活動となっています。来たる田植えの日、子供たちが笑顔で泥の中を駆け回る姿が待ち遠しいです。