ロッテホールディングス、同性パートナーシップ制度を施行
ロッテホールディングスは、2024年9月1日より同性パートナーシップ制度を導入すると発表しました。この制度は、会社に届出をすることで“配偶者”の定義に同性パートナーを含めるもので、主に株式会社ロッテの直接雇用従業員を対象としています。
制度の詳細
新たに施行される同性パートナーシップ制度では、慶弔休暇や慶弔祝金、育児・介護休業、赴任手当などの福利厚生が同性パートナーにも適用されることが特徴です。この施策は、従業員が安心して働ける職場環境を築くための一環であり、多様な価値観やライフスタイルを尊重する姿勢を示しています。
利用ガイドの制作
この制度の導入に合わせ、「同性パートナーシップ制度利用ガイド」が制作され、全従業員に向けて公開されることになっています。ガイドには、制度の概要や申請の流れ、LGBTQ+に関する理解を深めるための情報が盛り込まれており、従業員が安心して制度を利用できるよう工夫がなされています。
DEI専門部署のサポート
制度の申請プロセスにおいては、通常の申請ルートに加え、従業員が懸念事項や不安を抱える際には、DEI(Diversity, Equity, Inclusion)専門部署への相談の場も設けられています。これは、該当する従業員が疑問を解消できるよう配慮されたものです。さらに希望者は、匿名で相談できる外部窓口も利用可能です。
2024年度のLGBTQ+への取り組み
ロッテグループは、2024年度においてもLGBTQ+に関する様々な取り組みを行っていく予定です。例えば、6月には食品関連の6社共同で「LGBTQ+トークイベント」を実施したり、東京レインボープライド2024に参加してパレードを応援するなど、積極的なアプローチを続けています。
ロッテグループは、今後も誰もが安心して活躍できる多様性のある職場の実現に向けて引き続き努力していきます。詳細については、株式会社ロッテのDEIに関する取り組みを公式サイトで確認することができます。