佐賀の魅力満載！高杉真宙主演映画『架空の犬と噓をつく猫』の公開とイベント

映画『架空の犬と噓をつく猫』が佐賀で公開！

2026年1月9日、佐賀県を舞台にした映画『架空の犬と噓をつく猫』が全国124館で公開される。主役を務めるのは、今注目の俳優・高杉真宙で、彼が演じる主人公・山吹の家族の物語が描かれる。この映画は、母親が弟の死を受け入れられず、各々が不都合な真実から目を背けつつも、家族としての絆を保っていく姿を描いている。物語の舞台となるのは、佐賀県の小城市で、実際に七市30ヵ所をロケ地として使用した。

満員の凱旋プレミアイベント

映画の公開を祝う舞台挨拶が2025年12月20日に109シネマズ佐賀で開催され、満員の観客が集まった。登壇したのは、森ガキ侑大監督と主演の高杉真宙。二人は地域との結びつきを強調し、温かな雰囲気の中で地元の人々と交流した。森ガキ監督は、映画の撮影を通じて「佐賀の豊かな自然を改めて感じることができた」と話し、また高杉さんも福岡出身ということで、佐賀とのつながりを感じながらの撮影だったと振り返った。

限定設置のバス停

映画の中で印象的な役割を果たすバス停が、映画公開日から4日間、小城市の芦溝地区農村公園に限定設置されることが発表された。このバス停は劇中に登場し、特別な存在として多くの観客に親しまれている。高杉さんもこのシーンを特におすすめしており、映画を観た後にぜひ訪れてほしいとメッセージを送った。

高評価の作品

すでにタリン・ブラックナイト映画祭で撮影賞を受賞するなど、映画の映像美が高く評価されている。本作は、原作の作家である寺地はるなさんの作品が持つ「土地の空気感」を大事にしながら表現され、観客に深い感動を提供することを目指している。

作品の背景

映画の原作は、寺地はるなさんが手がけた小説で、脚本は日本アカデミー賞を受賞した作品を手掛けた菅野友恵が担当している。物語は昭和末期から平成初期にかけて、佐賀を舞台に家族の機能不全を描きながら、その絆と嘘を映し出していく。主なキャストには、高杉真宙のほか、伊藤万理華や深川麻衣など実力派が揃い、横のつながりを持つ家族の愛憎を見事に表現している。

映画の魅力を再発見

2025年12月17日には、小城市のPR映像が公開され、映画の魅力がさらに広まることが期待されている。また、地元の方々が映像制作に関わることで地域活性化を促進し、新たな魅力を引き出そうとする試みも行われている。

この映画を通じて、佐賀の美しさや人々の温かさが感じられることでしょう。観客はこの特別な展覧を体験し、映画の背後にある地域のストーリーを知ることができる。この映画をぜひ劇場で観て、多くの人と共に感じ合いながら、佐賀の土地に特別な思いを寄せてほしいと思います。

映画『架空の犬と噓をつく猫』は、家族の物語であると同時に、佐賀の魅力を再発見する旅でもあります。この機会に、ぜひ劇場へお越しください。