100%土に還る！天草ヒノキのコンポストが登場

熊本県天草市で開発された「天草ヒノキのコンポスト」が新たに販売を開始しました。この製品は、100%土に還る新しい形の生ゴミ処理容器です。環境に配慮した素材選びがされており、無垢のヒノキ板と麻紐のみを使用し、釘や接着剤を一切使用していない点が特徴です。

簡単組み立てでDIY感覚

このコンポストの嬉しいポイントは、工具不要の組み立て式であることです。輸送時にもコンパクトに収まるため、持ち運びやすく、初めての方でも簡単に組み立てることができます。また、消耗したパーツは個別で購入できるため、長く使い続けることができます。

ヒノキの特性を活かす

使用されている天草のヒノキは特有の芳香と光沢を持つ日本の木材であり、水はけにも優れています。この特性は生ゴミを効率的に堆肥化するために重要です。ヒノキを利用することで、資源の循環も促進され、持続可能な暮らしにつながります。

地元製材所との連携

天草ヒノキのコンポストは、地元の製材所と連携し、B品（規格外品）を活用しています。この取り組みによって、製造コストも低減され、資源を無駄にせず、地域経済の活性化にも貢献しています。私たちはこの製品を通じて、資源の循環だけでなく、製造から廃棄までの環境負荷を低減する方法を提案しています。

開発の背景

このコンポストは、私たちのSNSに寄せられた「資源を循環させるための容器も循環素材であってほしい」という声から生まれました。森林資源の循環や持続可能な暮らしについての思考を深める中で、このプロジェクトがスタートしました。堆肥化の専門家や製材所との協力を経て、劣化しにくい木製のコンポスト容器が完成したのです。