10 Chambersが放つ新たなテクノスリラー『Den of Wolves』
2025年4月2日、スウェーデンのストックホルムから10 Chambersが、待望の新作『Den of Wolves(デン・オブ・ウルブズ)』の未公開ゲームプレイ映像を発表しました。この映像は、プレイヤーを引き込む革新的なプレイ体験を提供するために設計されたユニークなメカニズム「ダイブ」を中心に展開されます。映像では、悪名高きヨートゥン・ガードの一味が支配する廃銀行での激しい銃撃戦や、プレイヤーが異次元の精神世界に飛び込む様子が描かれています。
物語の背景 - ミッドウェイ・シティの脅威
『Den of Wolves』の舞台であるミッドウェイ・シティは、2030年代にAIによる壊滅的なサイバー攻撃を受け、世界経済が危機的状況に陥っています。この影響で、企業は新たなデータ保存システム「バイオ・スタッシュ」を開発し、神経パターンを基にしたデータ保存が進められています。従来のネットワークとは無縁のこの新システムは、AIがアクセスできないため、フォートレスとして機能します。
メカニズム「ダイブ」の革新性
ゲーム・ディレクターのウルフ・アンダーソン氏によれば、「ダイブ」は、ニューラルネットワークに侵入することで、常識を超えた異次元の世界に飛び込む仕組みです。プレイヤーは、この異次元で場所や環境が変わり、現実では体験できないようなパルクールが可能になります。映像の中で、プレイヤーは宇宙空間で自由に動き回り、他の環境でも同様の体験ができる従来の枠を越えた挑戦が予測されています。例えば、現在進行中のプロジェクトでは、ノルウェーの森を背景にしたホラー設定のダイブが進められています。これにより、プレイヤーはただの銃撃戦に留まらず、恐怖を感じながらミッションをクリアするという新たな体験を得られるでしょう。
ゲームの目的とプレイスタイル
『Den of Wolves』において、プレイヤーは事実上の犯罪者として企業間の争いに身を投じ、産業スパイや試作品の窃盗、さらには妨害工作や暗殺などが期待されます。これにより、ただの銀行強盗という枠を超えた広がりを持つストーリーが構築されていくのです。このゲームは現在開発中で、Steamにおけるアーリーアクセスとしてのリリースが予定されています。ただし10 Chambersは、クオリティを最優先しているため、具体的なリリース日はまだ発表されていません。
今後の期待と詳細な情報
『Den of Wolves』は現在Steamでウィッシュリストに登録可能で、プレイヤーたちからの関心も高まっています。興味のある方はぜひ、
こちらのリンクから詳しい情報を確認してください。さらに、10 Chambersの公式サイトでも新たな情報が公開されていますので、併せてご覧いただければと思います。
10 Chambersは、2015年に設立されたスウェーデン・ストックホルム拠点のゲームスタジオであり、過去には『PAYDAY』フランチャイズのクリエイターが在籍していました。2019年にデビュー作『GTFO』をリリースし、現在は新作『Den of Wolves』に力を入れています。
公式サイト:
www.10chambers.com