舞台『春よ来い、マジで来い』
2026-10-06 15:35:17
舞台『春よ来い、マジで来い』の稽古進行中、水川かたまりの初挑戦に期待の声
新たにオープンした東京駅前の東京建物 ぴあシアターで、舞台『春よ来い、マジで来い』が2026年10月23日から上演されます。この作品はNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』の作者、足立紳によって描かれた青春小説を舞台化したもので、うだつの上がらない脚本家志望のタカシと彼を取り巻くキャラクターたちとのドラマが展開されます。主演を務める水川かたまりをはじめとして、川床明日香や岩本蓮加(乃木坂46)など多彩なキャストが揃い、稽古が進んでいます。
稽古場の雰囲気は和やかで、キャストたちの笑い声が飛び交い、皆が台本を確認しながら演出家のマギーとともに作品の磨きをかけています。特に注目すべきは、タカシが大学でのシーンでのやりとりです。意見がぶつかり合う中でのセリフの選び方や間合いは、観客をクスリと笑わせながらも心情の深い部分に触れています。このように、シリアスな内容の中にもユーモアが盛り込まれ、観客を引き込む仕掛けが感じられます。
タカシ役の水川かたまりは、今回の舞台が初めての経験であるにもかかわらず、非常に高い出来栄えを見せており、「200点満点」と自身の手ごたえを語ります。彼は役作りのため、29歳のタカシに近づくために、日常的な食事に気を使いながら役に心血を注いでいます。彼にとってタカシのフラストレーションを観客に感じさせることは重要で、カラオケで心をリフレッシュさせてから観に来てほしいと語っています。
一方、佐知役の川床明日香は、タカシとの関係性を演じる際の楽しさを語り、彼女の内面的な複雑さを表現することを重視しています。また、岩本蓮加が演じる美樹も、優しさを基準にした明るさを持ちつつも不器用な多面性を持ったキャラクターとして描かれています。舞台の各シーンは、音楽バンドのHONEBONEの生演奏によって引き締められ、場面転換がスムーズになる役割も果たしています。
稽古は、細かい演技指導や立ち位置の調整を重ねる中で、キャストは一体感を高めていきます。特にマギーは、キャスト個々の特性に合わせて演技を引き出し、自由なアドリブや即興の要素も加えています。各場面でのビジュアルと聴覚の両方を楽しませる工夫が随所に見受けられます。
また、作品の魅力は、観客が年齢に関係なく共感できるリアルな青春の感情が詰め込まれている点にもあります。青春は若い学生だけのものではなく、成長を続ける全ての世代に共感を呼ぶ作品になるでしょう。この舞台は、若者たちのもどかしさや希望を描いた群像劇として、温かくもほろ苦い展開が期待されています。
【アフタートークも開催決定】加えて、本作では一部公演の終演後にアフタートークが開催されることも決定しており、キャストの裏話や質問に応答します。観客とのインタラクションを楽しむ機会にもなりそうです。主演の水川かたまりとともに、鈴木もぐら、伊藤理々杏、岩崎う大など豪華な顔ぶれがトーク参加予定で、舞台の新たな魅力を引き出す機会となることでしょう。
若者たちの時代を描いた『春よ来い、マジで来い』は、笑いあり感動ありの稽古を経て、初の舞台を迎えます。この作品がどのような形でリアルな青春を演出していくか、期待が高まっています。
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