宝塚歌劇団の最新情報を毎月お届けするWOWOWオリジナル番組「宝塚プルミエール」。2024年度は、月替わりナレーションで番組を盛り上げる特別企画を実施しているが、7月27日(土)放送回には、元雪組トップスターの水夏希がナレーターを担当することが決定した。
水夏希は、1993年に宝塚歌劇団に入団。入団3年目には早くも新人公演の主役に抜擢されるなど、輝かしいキャリアを歩んできた。宝塚の代表作である「ベルサイユのばら」では、オスカルやアンドレなど主要な人物を4役演じ、2007年には「星影の人」でプレトップお披露目を果たした。その後、「エリザベート」のトート役で宝塚歌劇団の大劇場初主演を果たし、宝塚初の天覧公演の主役も務めた。また、雪組男役スター5人によるユニット「AQUA5」を結成し、世界陸上大阪大会でデビュー曲を披露するなど、宝塚歌劇の枠を超えた外部活動にも積極的に取り組んできた。
2010年の宝塚退団後は、ミュージカルやストレートプレイ、ダンスなど、さまざまなジャンルの舞台で活躍し、幅広い分野で活躍の場を広げている。
水夏希は、「宝塚プルミエール」で、2011年度の年間ナレーターや、2014年4月の宝塚歌劇110周年記念企画として行われた月替わりナレーターを担当している。今回、約10年ぶりにナレーターとして番組に出演する。
水夏希は、今回のナレーター担当について、「10年ぶりにナレーションのお声がけいただき、また、一緒だった頃はまだ下級生だったさきちゃん(彩風咲奈)、れいこちゃん(月城かなと)の退団公演のナレーションも出来るなんて、とても嬉しいです。そして今の、これからの宝塚の皆さんのレポート、心を込めてお届けしたいと思います。」とコメントしている。
7月27日(土)午後7時30分からの「宝塚プルミエール」では、水夏希が彩風咲奈の退団公演「ベルサイユのばら」を語る。水夏希の貴重な言葉と、宝塚歌劇の魅力が詰まった番組を、ぜひお見逃しなく。
なお、WOWOWオンデマンドでは、「ナレーション収録日記」が配信される。水夏希のナレーション収録の裏側を垣間見ることができる貴重なコンテンツとなっている。