手間をかけずに脱PPAP!
近年、企業が抱える情報セキュリティの課題として、「PPAP」運用の見直しが求められています。PPAP(パスワード付ZIPファイル送信)は、これまで社内外のファイル受渡しに利用されてきましたが、その運用が限界に達しつつあります。2020年のデジタル改革担当大臣の宣言以降、PPAP廃止が進み、特に2025年には金融庁からの見直し要求もあったため、企業の多くがその対策に追われています。
1. PPAPの問題点
PPAPは情報漏洩対策として広く受け入れられていましたが、近年では以下のようなセキュリティ上の問題が多く指摘されています。
- - ウイルスチェックの無効化:パスワードの付与により、ウイルススキャンが行えない。
- - メール傍受のリスク:通信経路が危険にさらされ、情報漏洩の可能性が高まる。
- - ZIP形式の脆弱性:パスワードが不十分な場合、解読されやすい。
これにより、多くの企業が「脱PPAP」を望むにも関わらず、その実行が難しい状況にあります。
2. 使い慣れた運用方法の壁
PPAPが未だに使用されている理由は、いくつかあります。社内規定に従った手順があり、また明示的なセキュリティ対策として認識されていることが挙げられます。さらに、経営からは「コスト削減」の指示が出されることがあり、システム変更に対して慎重になる企業も少なくありません。
3. 代替手段とその導入
このような状況の中で、PPAPに代わる運用手段として「オンラインストレージ」と「ファイル転送」が注目されています。特に、ファイル転送システムは手軽に導入でき、現場での定着が期待できるため、多くの支持を集めています。今回は、こうした代替手段の中でも特に「eTransporter」に焦点を当て、その実績と導入事例を紹介します。さらに、具体的な活用方法を解説し、脱PPAPの一助となる情報を提供していきます。
4. ウェビナーの内容と参加のメリット
本ウェビナーは、「脱PPAPに取り組みたいが、現場での変更が難しい」と感じている方々を対象に開催されます。オンラインストレージとファイル転送の特長を比較し、実際の導入事例を通じて、どのように情報セキュリティを高めるかについて触れます。利用者のニーズに応じた具体的な解決策を提案し、参加者の皆様にとって有意義な情報をお届けできるよう努めます。
詳細や参加申込は
こちらでご確認ください。
5. まとめ
企業が抱えるPPAP運用の課題を理解し、代替手段の実行に向けた一歩を踏み出すためのウェビナーにぜひご参加ください。この機会が、行動のきっかけとなることを願っています。マジセミでは、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催していきます。