AIによる業務改革の波が到来
近鉄ロジスティクス・システムズが新たに導入した「TOKIUM AI明細入力」は、経理業務における新たなパートナーとして期待されています。過去の手作業による請求書の仕訳入力に対して、AIが自動で明細と仕訳を入力することで、工数の大幅削減を実現します。
背景
近鉄ロジスティクス・システムズは、日本国内での輸送や保管、大型設備の搬入・据付などを手掛けており、全国に多数の営業拠点を展開しています。毎月、同社には4,000枚以上の請求書が届き、それに伴い経理部門では毎月膨大な時間を費やして仕訳作業を行っていました。経理担当者が個別に手作業で処理するため、年間で1,344時間もの工数がかかっていたのです。このような背景から、業務の効率化が急務となっていました。
導入の理由
AIが仕訳入力を自動化することができるTOKIUMの明細入力システムが選ばれた最大の理由は、これまで膨大な工数をかけていた業務を大幅に効率化できる点です。さらに、AIはユーザーが行った修正内容を学習し続けることで、暗黙知をルール化できるという利点もあります。このように、従来は口頭で引き継がれていたルールをAIが理解し、業務の標準化が促進される見込みです。
今後の期待
TOKIUMのAI導入により、年間912時間の工数削減が見込まれています。この削減は、これまで手作業で行っていた業務のスピードアップのみならず、業務の標準化にも寄与します。経理部門の内田耕平氏は、導入後の請求書処理のスピードが4週間から1週間程度に短縮されたことを強調しました。このように、業務の合理化により、より迅速な意思決定が可能となり、経営への提言が可能な経理部門を目指すスタートラインに立てたと感じています。
TOKIUM AIの特徴
「TOKIUM」は、AIとプロのスタッフ、クラウドシステムの連携により、まるで一人で業務を遂行するかのような効率的な経理業務の管理を実現します。
ビジネスパーソンは、経理の定型的な作業から解放されることで、よりクリエイティブな業務に集中できる環境が整います。
会社概要
株式会社TOKIUMは2012年に設立され、経費精算や請求書管理を通じて経理業務の自動化を提供しています。一方、近鉄ロジスティクス・システムズは2002年に設立され、国内貨物輸送をはじめとするロジスティクスサービスを展開しています。両社の連携によって、今後の業務プロセスがどのように変化していくのか、注目が集まっています。