SecureDoc Cloudの発表
2015-05-12 11:02:54
ウィンマジック、SecureDoc Cloudでクラウドストレージの安全性を強化
ウィンマジック社が新たにリリースしたセキュリティソフトウェア「SecureDoc Cloud」は、クラウドストレージに保存されたファイルをより安全に管理するための革新的なソリューションです。この製品は、同社のフラッグシップ製品である「SecureDoc 7.1」の一部として導入され、エンドユーザやワークグループのニーズに応えるものとなっています。
SecureDoc Cloudは、エンドポイントでの暗号化を自動化することに特化しており、企業が暗号キーを自社で管理できる機能を提供します。これにより、企業はクラウドに保存する前にファイルを安全に暗号化し、データが不当にアクセスされるリスクを著しく低減します。ウィンマジック社のテクノロジー担当副社長ギャリー・マックラッケンは、「SecureDoc Cloudは、エンドポイントでのファイル暗号化を可能にし、データの露出を防ぐ」と強調しています。
この新しいソリューションの最大の利点は、企業が行う暗号キーの管理が容易であることです。従来の暗号化ソリューションでは、データがクラウドに保存される際に隙間が生じ、セキュリティリスクを生むことが多々ありましたが、SecureDoc Cloudではこのプロセスを根本的に改善しています。企業が独自のポリシーに基づいて暗号キーを割り当てることで、データアクセスの控えめかつ安全な管理が可能になります。
さらに、SecureDoc Cloudは企業内でのコラボレーションをシームレスに行うための設計もされています。新たにパスワードの設定を必要とせず、信頼できる第三者とのファイル共有が実現できるため、ユーザエクスペリエンスも向上します。これによって、企業はユーザがデータが暗号化されていることを意識せずに、安全にクラウドストレージを利用できる環境を構築できます。
ウィンマジック社が実施した調査によれば、クラウドファイル共有サービスを利用する多くのユーザが、先天的なセキュリティリスクについて気にかけず、その快適さを優先しているとされています。この状況を改善するために、SecureDoc Cloudはセキュリティを強化する有効な手段として期待されています。また、ウィンマジック社のCOOマーク・ヒックマンは、「クラウドデータの漏えい問題が注目される中、企業は即座にデータ暗号化の強化策を講じるべきです」と警鐘を鳴らしています。
SecureDoc Cloudは、既にベータ版の提供が開始されており、正式なリリースは2015年10月を予定しています。これに伴い、SecureDoc 7.1は多彩な機能を搭載し、MicrosoftのBitLockerの管理をはじめとした、さまざまな暗号化技術への対応が可能です。特に、TCG Opal準拠ドライブやFileVault 2などの機能との統合により、企業はより柔軟にデータセキュリティを管理することができるでしょう。
また、ウィンマジック社は、5月13日から15日に東京ビックサイトで開催される情報セキュリティEXPOに出展を予定しており、この機会にSecureDoc Cloudのデモンストレーションを行う予定です。このイベントで、最新技術に直接触れることができるため、業界関係者の注目が集まっています。
ウィンマジックのデータ暗号ソリューションは、これまで企業や政府機関を通じて広く展開され、500万を超えるユーザからの信頼を得ています。その中でもSecureDocは、多様なオペレーティングシステムに対応し、いかなる場面でもデータの安全性を担保する強力な選択肢とされています。それぞれの企業が直面するリスクを軽減し、法規制の遵守を支援するこのテクノロジーは、今後ますます重要性を増していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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ウィンマジック・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区海岸1-2-3汐留芝離宮ビルディング21階
- 電話番号
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03-5403-6950