品川CCブルザイズが新プログラム「DRIVE」を始動
東京を拠点に活動する社会人アメリカンフットボールチーム、品川CCブルザイズが新たにスタートしたプログラム「DRIVE」は、大学アメリカンフットボール部との連携を通じて、競技環境の改善やキャリアの支援を目指しています。その目的は、大学生及びその卒業生がアメリカンフットボールを続ける機会を拡充し、さらなる発展を図ることです。
プログラムの背景
近年の日本でのアメリカンフットボールの環境は厳しさを増しています。特に大学の2部や3部に属するチームでは、部員の確保や練習環境の整備に課題を抱えていることが多いのです。これに対処するため、ブルザイズは大学との合同練習を通じて現場からの声を直接吸収し、その問題点を把握してきました。これらの知見をもとに、「DRIVE」という名のプログラムを立ち上げました。
「DRIVE」プログラムの概要
このプログラムは単なる合同練習に留まらず、以下の三つの柱から成り立っています。
1. 大学チームへの競技環境サポート
- - 合同練習の開催や実技指導、練習メニューの提案を行います。
- - 練習用具の寄贈や購入支援を実施し、より良いトレーニング環境を提供します。
- - 新入部員の勧誘ノウハウの提供や、試合への招待を通じたサポートも行います。
2. 学生に対するキャリア支援
- - 卒業後のブルザイズへの入部の機会を提示し、競技を続ける選択肢を広げます。
- - 「スポーツライフキャリア」というキャリア支援サービスを活用し、スポーツを楽しみながら仕事も実現できる道を提供します。
3. ステークホルダーとの接点創出
- - 大学の学生とブルザイズのパートナー企業との接点を設け、相互の理解を深めます。これは、パートナー企業の製品やサービスへの認知を高める機会にもつながります。
- - 社会人による「プロボノ」活動の機会を提供し、学生たちに社会貢献活動に参加するチャンスを与えます。
ブルザイズの姿勢
ブルザイズのゼネラルマネージャーである岸原直人氏は、「コロナ禍の影響により、大学アメリカンフットボール部の合同練習の機会が増える中、各チームが直面する運営の難しさを痛感しました。本プロジェクトを通じて、多様なオーナー制度により持続可能なクラブ運営を実現し、アメリカンフットボールのさらなる発展を目指しています」と述べました。
参加の呼びかけ
このプログラムに興味を持たれる大学や企業の関係者は、ぜひともコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。ブルザイズは新たな「三方よし」の共創を通じて、アメリカンフットボールの未来を切り拓いていく意意向を示しています。
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まとめ
「DRIVE」プログラムは、アメリカンフットボール部と社会人チームとの繋がりを強化するだけでなく、学生の未来を支える画期的な取り組みです。今後の展開に大いに期待が寄せられています。