大広と神戸アジアン食堂バルが連携したインクルーシブ社会実現への道

大広 COCO-PJと神戸アジアン食堂バルのイベント

株式会社大広は、2025年8月19日（火）に社員の子どもたちを対象とした「子ども会社参観日」を開催します。このイベントでは、インクルーシブ社会の実現に向けた具体的な取り組みとして、神戸アジアン食堂バル SALAと連携し、参加者が多様性を考える機会を提供します。

イベントの趣旨

大広の社内DE&I推進プロジェクト「COCO-PJ」は、すべての人が心地よく活躍できる職場を目指しています。今回の「子ども会社参観日」は、社員の子どもたちに職場を見てもらい、働くことの意義や挑戦の様子を知ってもらうことを目的としています。参加者は、SALAの取り組みを通じて社会の多様性について学ぶことができます。

神戸アジアン食堂バル SALAの役割

SALAは、2016年に神戸・元町で開業し、在日アジア人女性の雇用創出を目指しています。店長の奥尚子氏は、就労が難しいアジア人女性たちのために「レストランでの日替わりシェフ」というユニークな仕組みを構築しました。この取り組みは、彼女の信念から生まれたもので、彼女は2023年に「チャンピオン・オブ・チェンジ日本大賞」を受賞しました。

イベントの内容

当日は、SALAからのシェフを迎え、特別なメニューが提供されます。この料理を通じて、子どもたちは食を通したインクルーシブ教育を受け、多様性への理解を深めます。また、食後にはシェフとのインタラクションやクイズを通じて、さらに深い学びの時間が用意されています。

マーケティング体験として参加者は「SALAにもっと行きたくなるにはどうしたらいいか？」を考え、実際にポスターや絵手紙に企画をまとめてSALAに提案します。マーケティングの力を通じて社会貢献を考えるきっかけとなります。

企画者の抱負

COCO-PJのサブマネジャーである岸本尚実氏は、このイベントが子どもたちにDE&Iの重要性を伝えるものであることを強調しています。大広は社会課題に取り組むことで、社員が自ら多様性を意識し、行動する力を養う場を提供したいと考えています。子どもたちが日常生活の中でDE&Iを実践できる人になることが、プロジェクトの目標です。