Formlabs社製3Dプリンタ『Form 4』国内販売開始！高速性と高精度を両立した次世代モデル

Formlabs社製3Dプリンタ『Form 4』が日本上陸！

株式会社データ・デザインは、米国Formlabs社が開発したMSLA方式3Dプリンタ『Form 4』の国内販売を2024年4月18日より開始しました。前モデル『Form 3 / Form 3+』の後継機となる『Form 4』は、造形エリアを30%拡大、造形速度を平均3.5倍に向上させるなど、大幅な性能アップを実現しています。

『Form 4』の進化した機能

『Form 4』の最大の特徴は、新開発のプリントエンジン「Low Force Display（LFD）™」です。このシステムは、6つのカスタムハードウェア技術を組み合わせることで、超高速造形、高い信頼性、そして高機能材料の利用を可能にしています。

1. レジン自動供給システム: レジンの供給速度が従来比5～10倍に向上。材料の切り替えもスムーズに行えます。

2. インテリジェント制御システム: 温度、レジン充填量、積層時荷重、プリント状態を6種類の内部センサーで精密に監視・制御。最適な造形条件を維持します。

3. フレキシブルフィルムレジンタンク: レジンタンク底部の柔軟なフィルムが、造形品への剥離力を低減。

4. リリーステクスチャ: マイクロテクスチャ加工された光学フィルムが空気の通り道を確保し、剥離力をさらに低減。

5. レーザーユニット4（LPU4）: 高精度な光制御により、レイヤー形状を正確に再現。

6. バックライトユニット: 60個のLEDによる高出力・均一な光照射。高速積層と高精度を両立しています。

高い生産性と信頼性

『Form 4』は、最大造形速度が高速硬化用樹脂材料で100mm/時間と大幅に向上。これにより、生産性の大幅な向上に繋がります。また、リモート監視とトラブルシューティングが可能なカメラを内蔵し、信頼性の向上にも貢献しています。

さらに、大容量で攪拌機能が3倍以上向上した専用洗浄装置「Form Wash（第2世代）」も同時にリリースされました。