ダイバーシティの未来
2026-01-15 10:39:56

ダイバーシティ推進の現状と未来への展望、企業の実態を探る

ダイバーシティ推進の現状と今後の展望



企業のダイバーシティ推進は、今や経営の重要な一部となっています。最近、株式会社カオナビが実施した「ダイバーシティ推進に関する調査」では、実に多くの企業がこの流れに参加していることが明らかになりました。

調査の背景と目的


1985年の男女雇用機会均等法の施行から、日本のダイバーシティ推進はおおよそ40年にわたり続いています。その後、1999年に男女共同参画社会基本法、2016年には女性活躍推進法が施行され、最近では特定の企業において性別による賃金格差や女性の管理職比率について前向きな公表が義務化されるなど、様々な努力が重ねられています。

一方で、障害の有無や性的志向、ジェンダーアイデンティティ、年齢、国籍など、ダイバーシティの概念は広がりを見せており、これにより多様な人材の確保が求められています。しかし、すべての企業がこの推進基調に従っているわけではなく、米国のトランプ政権におけるDEI施策の撤回などは、その一例です。

調査結果のサマリー


カオナビHRテクノロジー総研による調査では、1,000名の人事担当者が参加しました。その結果、以下のような重要な点が浮かび上がりました:

  • - 推進状況: 554.5%の回答者がダイバーシティ推進を行っていると報告していましたが、実際に成果を認識している企業はわずか15%にとどまりました。
  • - 企業の規模と推進度: 規模が大きい企業ほどダイバーシティ推進に積極的であることが明らかに。企業の大きさが推進の要因の一つとして挙げられます。
  • - 今後の見通し: 「推進」と「現状維持」の割合がほぼ同じで、一方で約7.7%の企業が後退を予想しています。

この調査から見えるのは、日本企業におけるダイバーシティの実態がまだまだ成熟には至っていないということです。多くの企業が推進していると回答しているものの、その実績を踏まえた成果を感じている企業は極めて少数であることは見逃せません。

今後の展望


次回はこの調査結果に基づく後編を公開し、なぜ企業が「推進」や「後退」を見込んでいるのか、またどのような領域の多様性を重視しているのか、より具体的に掘り下げていく予定です。ダイバーシティ推進は単に法令遵守だけでなく、企業の社会的責任として位置づけられなければならない時代に突入しています。

カオナビの役割


カオナビHRテクノロジー総研は、組織や人事に関する調査や研究を通じて、ダイバーシティ推進の必要性や具体的な方法を提案しています。その活動は、タレントマネジメントの進化も促しており、企業の内部から社会全体の変革を目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社カオナビ
住所
東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア 38F
電話番号

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