印刷・情報通信事業を手掛けるTOPPAN株式会社が、2024年7月24日から26日にかけて東京ビッグサイトで開催される「TECHNO-FRONTIER 2024」に初出展します。
同社は、工場・施設の点検業務の効率化や安全性向上に貢献するスマート点検支援サービス「e-Platch™」をはじめ、次世代のユーザーインターフェースを実現する「静電ホバータッチディスプレイ」、内装デザインと調和する「加飾ディスプレイ」、企業の回路設計を容易にする「組込みソリューション」など、注目の最新技術を展示します。
「e-Platch™」は、工場や施設内の様々なデータを自動収集し、リスクマネジメントを強化する統合的監視システムです。排水の水位や水素イオン濃度といった環境データをリアルタイムに把握することで、異常発生時の迅速な対応や予防保全に役立ちます。
さらに、同社は「e-Platch™」の最新機能として、広範囲での水や薬品、油漏れを遠隔監視するテープ状の検知帯「漏液センサー」を展示します。このセンサーは、工場内の隅々まで漏れを感知し、早期発見・対応を可能にすることで、事故や環境汚染のリスクを低減します。
「静電ホバータッチディスプレイ」は、TOPPANが開発した空中タッチディスプレイ技術を応用した最新入力デバイスです。従来のタッチパネルと比べて、より薄型化と屋外での視認性向上を実現しました。直接触らずに操作できるため、衛生的で快適な操作性を実現し、様々な用途で活用が期待されています。
「加飾ディスプレイ」は、TOPPANの透過性が高い化粧シート「ダブルビュー®フィルム」と、高画質で省エネルギーな「Blanview™」液晶を組み合わせたものです。これにより、ディスプレイの表示部と加飾部の境目が目立たなくなり、内装と一体感のある美しいデザインを実現しました。オフィスや工場の受付端末や入退室管理モニターなどに最適です。
TOPPANは、これらの最新技術を通じて、製造現場のスマート化やユーザー体験の向上に貢献していく方針です。「TECHNO-FRONTIER 2024」では、同社のブースにて、これらの技術を実際にご覧いただけます。