特別展「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」
国立科学博物館(東京・上野)にて開催中の特別展「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」では、来る8月8日から17日までの期間中、特別な夜間開館を実施します。これにより、19時までの鑑賞が可能となり、混雑を避けながら古代の人類や動物たちの展示を enjoy できます。
この展覧会では、クロマニョン人の頭骨の特別な展示入れ替えも実施される予定です。9月9日からは「クロマニョン1号」がレプリカに、そして「クロマニョン2号」の実物の頭蓋骨が展示されることになります。この機会を利用して、まだ来場されていない方も、再度の訪問を考えてみることをお勧めします。
夜間開館情報
特別展の混雑緩和と、より多くの来場者に鑑賞の機会を提供するため、次の期間に夜間開館が実施されます。
- - 期間: 8月8日(金)~17日(日)
- - 時間: 各日19:00まで(最終入場は18:30)
- - 常設展示は8月9日から15日の間は18:00まで(最終入場は17:30)
- - その他の期間は17:00まで(最終入場は16:30)
クロマニョン人の展示入れ替え
現在展示されている「クロマニョン1号」の実物の頭骨は9月7日までの展示となります。興味深いのは、この頭骨が赤色顔料「レッドオーカー」で染められており、当時の埋葬文化の一端を示す貴重な資料です。また、「クロマニョン2号」の頭蓋骨は小型で、傷跡が確認されることから、先史時代における人類の生活の実情に触れることができます。
体験型展示コーナー
展覧会会場内には、氷河期の動物の毛皮や歯に触れることができる体験型展示コーナーも設けられています。視覚を越えて、触覚を通じて氷河期を体感することができ、非常に貴重な体験となることでしょう。
館内レストラン「ムーセイオン」
特別展を記念した提供メニューも楽しめる、国立科学博物館地球館2階のレストラン「ムーセイオン」では、氷河期展に合わせた特別メニューが用意されています。
例えば、特別展記念プレートやキッズマンモスプレートなど、様々な料理をご堪能いただけます。
開催概要
- - 展覧会名: 特別展「氷河期展 ~人類が見た4万年前の世界~」
- - 会期: 2025年7月12日(土)~10月13日(月・祝)
- - 開館時間: 9:00~17:00(入場は16:30まで)
展示構成
1.
氷河期 ヨーロッパの動物: 巨大動物群の生態を探る
2.
ネアンデルタール人とクロマニョン人: 彼らの違いや共存
3.
氷河期の日本列島: 当時の日本の暮らし
この特別展は、篠田謙一国立科学博物館長のもと、多くの専門家が監修した展示です。一般の方はもちろん、学生や研究者にも興味深い内容が盛り込まれていますので、この機会をぜひお見逃し無く。展示を通じて古代人類の生活を感じ、氷河期の難しい環境や文化に触れてみてはいかがでしょうか。
公式情報
- - 公式サイト: 氷河期展公式サイト
- - アクセス: JR「上野」駅から徒歩5分、東京メトロ「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
- - 休館日: 9月1日、8日、16日、22日、29日
この特別展は、訪問者にとって新たな知識と感動をもたらすことでしょう。是非足を運んでみてください。