プロティアン・キャリア協会設立5年で35万人突破
一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、東京都新宿区を拠点に、より良い組織づくりと個人のキャリア開発をサポートする団体です。2020年3月の設立から5年で、自主的なキャリア形成を促進する「現代版プロティアン・キャリア」理論を35万人に届けました。
現代社会は変化が激しく、個々のキャリアデザインに柔軟性が求められています。この理論に基づいて自分のキャリアを築くことは、ただ仕事をすることに留まらず、人生を豊かにする大切な一歩です。協会では、法人向けや個人向けに実践的なプログラムを提供しながら、共に成長していくことを目指しています。
導入企業の実績
プロティアン・キャリア協会が提供するプログラムは、多くの企業に導入されています。住友商事や森永製菓、ポーラ化成工業など、数々の大手企業がこの理論に基づいたキャリア支援を実施しています。これにより、企業の経営戦略や人事戦略に基づくキャリアコンサルティングや研修が組み合わさった内容が実現しています。
法人向けサービスと個人向けサービス
- - 法人向けサービスには、企業のニーズに応じたキャリアコンサルティングや研修プログラムが含まれています。
- - 個人向けサービスでは、基礎講座や検定を通じて、個々のキャリアが自分らしく形成できる機会が提供されています。
現代版プロティアン・キャリア理論とは
この理論は、1976年に提唱されたプロティアン・キャリア理論を基に、法政大学の田中研之輔教授が現代に合わせて進化させたものです。ダグラス・T・ホール教授の理論に「LIFE SHIFT」の枠組みを組み込むことで、キャリアの戦略とその実践方法を融合させた最先端のアプローチと言えます。少子高齢化やAIの進化が進む中で、個々の心理的成功や関係性を重視することが人材の最大化に繋がると考えられています。
田中研之輔代表理事のコメント
「現代版プロティアン・キャリア理論は、設立5年で35万人に達し、その中には上場企業も含まれています。この理論は単なる流行ではなく、個人が持続的に成長し幸せな職業生活を送るための指針です」と田中代表は述べます。今後も多様なパートナーとの連携を強化し、さらに多くの人々にこの理念を広めることが目標です。
協会の今後の取り組み
2025年には「人的資本経営2025マニフェスト」を開催予定で、参加者には書籍のプレゼントも用意されています。このイベントでは、プロティアン・キャリア理論が実践される様子が紹介され、さらなる情報交換の場となります。
協会概要
- - 正式名称: 一般社団法人プロティアン・キャリア協会
- - 所在地: 東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
- - 代表理事: 田中研之輔(法政大学教授)、有山徹(4designs株式会社 CEO)
- - 設立年: 2020年3月
- - 公式サイト: プロティアン・キャリア協会
多様な社会の中で、個々が自分の人生に対して主体的になるための支援を行うプロティアン・キャリア協会のさらなる活動に期待が寄せられています。