革新可変NDフィルター
2024-10-28 11:34:04

株式会社ケンコー・トキナーが革新可変NDフィルター「バリアブルND-W」を発表

株式会社ケンコー・トキナーの新商品、バリアブルND-Wとは



株式会社ケンコー・トキナーが2024年10月25日に発売予定の新しい可変NDフィルター「バリアブルND-W」。この製品は、特に広角レンズでの使用時に発生しがちなXムラを極力抑えた設計が特徴です。このフィルターの登場により、写真や映像制作においてさらに幅広い表現が可能になります。

特徴と価格



バリアブルND-Wは、前枠を回すことで減光量を柔軟に調整できる可変NDフィルターです。撮影条件や意図に合わせて、ND2.5からND128相当までの濃度調整が可能で、特に広角24mmでの使用に最適化されています。メーカー希望小売価格は、77mm径が57,000円、82mm径が60,000円(いずれも税別)で、プロのクリエイターからアマチュアまで幅広いユーザーに支持されることが期待されます。

Xムラとは?



Xムラとは、可変NDフィルターを使用する際に、特に焦点距離の短いレンズにおいて発生しやすい現象です。通常、濃度を上げることでX状のムラが現れ、撮影時に望ましくない影響を与えることがあります。しかし、バリアブルND-Wは独自の製法により、Xムラの発生を最小限に抑えることに成功しました。この技術革新は広範囲な用途に対応し、撮影する際の安心感を提供します。

使用感と利便性



フィルターの枠には、減光量を絞り段数で表記しており、必要なND濃度に迅速にセットできます。例えば、2 (ND4)、3 (ND8)、4 (ND16)、5 (ND32)、6 (ND64)、7 (ND128)など、クイックに選択できるため、急な撮影条件の変化にも柔軟に対応できます。

動画撮影のための設計



バリアブルND-Wには、動画撮影をより快適にするための着脱可能なレバーが付属しており、可動範囲は90°。このため、動きのあるシーンでもスムーズに調整できる利点があります。さらに、レバーは2つの位置に設置でき、自分好みの操作性を実現できます。

低反射デジタルマルチコートによる高画質



本フィルターは低反射デジタルマルチコートⅡを適用しており、反射率は0.6から1%。これにより、余計なフレアやゴーストの発生を抑制し、クリアな映像表現を助けます。撮影環境が多様化する中、どんなシーンでも鮮明さを保つことが可能です。

まとめ



広角レンズでの撮影を行う写真家や映像クリエイターにとって、平易さと効果的な使用を両立するバリアブルND-Wは、非常に魅力的な製品となることでしょう。Xムラの問題を克服し、広範なND濃度を提供するこのフィルターは、確かに新たなスタンダードを築く可能性を秘めています。製品の詳細情報は、バリアブルND-Wの製品ページで確認できます。


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会社情報

会社名
株式会社ケンコー・トキナー
住所
東京都中野区中野5-68-10 KT中野ビル
電話番号
03-6840-2970

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