SecureNaviが金融ISACに加盟
東京都港区に本社を構えるSecureNavi株式会社は、金融機関のセキュリティリスクマネジメントを支えるための「2線の匠クラウド」を提供しています。このたび、同社は一般社団法人金融ISACにアフィリエイト会員として加盟しました。この動きは、セキュリティリスク管理のさらなる向上を目指すもので、特に金融業界におけるリスクマネジメントの強化へとつながります。
金融ISACの役割と重要性
金融業界では、サイバー攻撃の脅威が年々増大しており、特にマルウェアやDDoS攻撃、不正送金などの事件が続出しています。これに対抗するためには、個別の金融機関が独自に対策を講じるだけでは限界があります。そこで、金融ISACが必要とされるのです。この組織は、2014年に設立され、情報共有や協力を通じてメンバー企業のサイバーセキュリティ強化を図ることを目的としています。
「2線の匠クラウド」の透過的な挑戦
SecureNaviの提供する「2線の匠クラウド」は、金融ISACに加盟することにより、より一層の高度化を目指します。具体的には、金融機関内での委託先のリスク評価を強化し、2線部門同士のナレッジを循環させる仕組みを構築します。これによって、業界全体のセキュリティ文化の醸成と、テクノロジーの浸透を推進することが狙いです。
自律的なリスクマネジメントの確立
特に金融機関では、クラウド利用に関するリスク評価が重要視されており、その背景にはユーザーの金融資産が関わっていることがあります。「2線の匠クラウド」は、従来の管理方式から大きく変わり、2線部門が自らのプロセスでセキュリティリスクを管理するためのプラットフォームです。これにより、金融機関の現場で働くプロフェッショナルたちが、自律的なリスク管理を行えるようになります。
実績と未来への期待
現在、都市銀行や地方銀行、証券会社、決済サービス事業者など、さまざまな金融機関において「2線の匠クラウド」の先行トライアルが進んでいます。その中では、セキュリティリスク評価の効率化と標準化に対する期待が高まっており、大きな成果が見込まれています。
SecureNaviは、金融ISACへの加盟と「2線の匠クラウド」の機能拡充を通じて、金融機関のセキュリティ対応を形式的なものから実効的なものへと進化させ、業界全体の新たなスタンダードを確立することを目指します。また、関心のある企業や団体は、
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会社情報
SecureNavi株式会社は、「セキュリティに取り組めば、売り上げが上がる世界を作る」というミッションを掲げ、情報セキュリティをテクノロジーで革新する企業です。各種セキュリティ規制への準拠、規程の整備や運用、監査・審査を通じて、金融機関の情報セキュリティのDXを推進しています。
- - 会社名: SecureNavi株式会社
- - 代表者: 井崎友博
- - 所在地: 東京都港区港南二丁目15番1号品川インターシティA棟22階SPROUND内
提供サービス
これからのSecureNaviの動向から目が離せません。