足立区で初開催!ロボスポフェスタが未来の設計者を育成する
2025年7月、東京都足立区の「ギャラクシティ」で行われる、「第1回ロボスポフェスタ in あだち」が注目を集めています。このイベントは、一般社団法人ロボットスポーツ協会とPTCジャパンが共同で運営し、ロボットスポーツを通じて子どもたちに設計や製作、プログラミングの楽しさを体験させることを目的とします。
次世代に向けた技術支援
PTCは、このイベントに協賛し、3D CAD技術の提供に力を入れており、STEAM教育を推進する取り組みに共鳴しています。この協賛によって、参加者にはPTCのクラウドベース3D CAD「Onshape」が利用可能となり、子どもたちが直感的に設計の楽しさを味わえる環境が整えられます。
ワークショップで得られる経験
7月初旬から開催される連続ワークショップには、72名の小中学生が参加します。ワークショップでは、3D設計やロボットの制作、競技戦略の立案を学び、チームでの共同作業を通じて“つくる喜び”を実感します。参加した子どもたちからは、初代チャンピオンを目指す意気込みが聞かれています。この体験が、彼らの未来の夢にもつながるでしょう。
決勝戦が迫る
競技大会は、2025年7月26日(土)と27日(日)に行われます。特に7月27日には決勝戦がギャラクシティにて開催され、多くの観客の前で子どもたちが成果を披露します。観戦は無料で、誰でも参加できるこのイベントは、新しい教育の形を体現しています。
PTCのビジョン
PTCの社長、神谷知信氏は「未来を担う子どもたちが、最新のテクノロジーを活用して自らの可能性を広げていくことが重要だ」と語っています。このイベントを通じて、子どもたちが将来のエンジニアや開発者になるきっかけをつかむことを期待しています。
PTCについて
PTCジャパンは、3D CADの「Creo」や製品ライフサイクル管理(PLM)の「Windchill」などを提供する技術企業であり、ものづくりにおけるデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
このように、「第1回ロボスポフェスタ in あだち」は、子どもたちにものづくりの楽しさを体験させる素晴らしい機会です。地域の支援とともに、新しいエンターテインメントとしてのロボットスポーツが、次世代のクリエイターを育成する要素となりうるでしょう。