オーシャンソリューションテクノロジーが「J-Startup KYUSHU」に選出された意義とは？

オーシャンソリューションテクノロジーが「J-Startup KYUSHU」に選定

オーシャンソリューションテクノロジー株式会社は、経済産業省が推進する「J-Startup KYUSHU」に選ばれました。このプログラムは、革新的な技術やビジネスモデルを持つスタートアップを支援するものであり、企業の成長を後押しすることが目的です。今回は、この選定の理由と、自社が提供するサービスについて詳しく見ていきましょう。

「トリトンの矛」：漁業の業務を革新するサービス

同社が提供する「漁業者支援サービス『トリトンの矛』」は、漁業のデジタル化（DX化）に寄与する革新的なアプローチです。具体的には、AIやIoTを駆使して、漁業者が効率的に操業できるようデータを提供します。従来の手作業による操業日誌を電子化し、操業情報や海況データを自動で収集・解析します。これにより、持続可能な漁業を実現することを目指しています。

また、CPUE（単位努力量当たりの漁獲量）を正確に評価することができ、資源管理の向上や効率的な操業をサポートします。このような取り組みにより、漁業者の作業負担を軽減し、経済的な利益を向上させることが期待されています。

グローバルな展開への意欲

オーシャンソリューションテクノロジーは国内市場だけでなく、海外市場への展開も視野に入れています。今回の「J-Startup KYUSHU」の選定は、その成長を加速させるための大きなステップと捉えており、持続可能な水産業の推進に向けてさらなる展開を計画しています。

2024年式典のご案内

このような背景をもって、2024年の10月7日には福岡市にて選定式典が行われます。このイベントでは、九州経済産業局によるスタートアップ支援策の紹介や、トロフィー授与、選定企業によるピッチなどが予定されています。参加者はリバースピッチや交流会にも参加することができ、他の企業とのネットワーキングの機会も設けられています。