アレッシの名作ワインオープナーが関西万博に登場
大阪・関西万博のイタリア館で、イタリアの著名なホームプロダクトブランド、アレッシの最新モデルワインオープナーが公開されています。この展示では、「アンナ.G」と「アレッサンドロ.M」という、アレッシを代表するデザインが見どころです。どちらも2025年9月までの期間限定で展示されており、イタリアからの贈り物と言えるでしょう。
デザインの背後にあるストーリー
「アンナ.G」は、イタリアの建築家でありデザイナーであるアレッサンドロ・メンディーニによって1994年にデザインされました。そのユーモラスな表情から人気を博し、瞬く間に世界的なベストセラーとなりました。今年の夏に開催された「ADIコンパッソ・ドーロ展」では、イタリアの優れたデザインとして選出され、改めて注目を浴びています。
そして、今回の展示では「アンナ.G」の最新モデルに加え、アレッサンドロ.Mも合わせて展示されています。これらの作品は、北イタリアのアレッシ・ミュージアムからきたもので、特に今回のモデルは日本初公開です。さらに、持続可能な生分解性素材が使用されているため、環境意識の高まりともマッチしています。
スタジオ テンプによる新たな視点
今回の展示には、イタリアのデザイントリオ「スタジオ テンプ」の作品も含まれています。ストリートアートにインスパイアされたグラフィックデザインが特徴で、ワインオープナーのボディには蓄光顔料が施されています。このデザインは、暗闇の中で本体の骨格が浮かび上がるというウィットに富んだものとなっており、鑑賞者を引き込む要素が詰まっています。
フルヴィア・メンディーニの森の王
アレッサンドロ・メンディーニの娘であるフルヴィア・メンディーニが手掛けたデザインも注目です。欧州の神話に登場する森の王をモチーフにした「アンナ.G」と「アレッサンドロ.M」は、力強さや生命力を感じさせる作品です。木のドレスのようなボディのフルプリントは、自然への敬意が込められています。これらの作品は、アレッシが持つデザインの多様性と深みを象徴しています。
アレッシの革新性を体感しよう
アレッシの100年以上の歴史は、革新性と機能性を追求する奇跡の連続です。これからも、彼らのデザインは新しい領域に挑戦し続けるでしょう。関西万博のイタリア館では、彼らの最新作を通じて、イタリア文化の魅力を体感できる貴重な機会です。この素晴らしいデザインをぜひ目に焼き付けてください。
展示は予告なしに変更される場合がありますので、訪れる際には公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてください。
アレッシ公式ECサイト
アレッシ ジャパン