つくば市に誕生した猫飼育者向け住宅「ねころぶ住宅」
2023年9月14日、茨城県つくば市に新たな猫飼育者向け住宅「ねころぶ住宅」が登場します。これは、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が手掛けたもので、全国的に需要が高まっているペット共生住宅の新しい形を提案しています。「ねころぶ」という愛称には、猫と飼い主がゆったりと心地よく暮らせる環境を意味しており、その名の通り、猫にも飼い主にも満足できる住まいを提供します。
猫との共生が可能な工夫がいっぱい
「ねころぶ住宅」は、単に猫を飼うことができるだけではなく、入居者が猫との生活をより楽しむための工夫がなされています。まず注目したいのは、猫を2匹まで飼うことができる点です。これにより、猫同士のコミュニケーションも可能になり、より豊かな猫の生活が実現します。
さらに、住戸内には「猫用ステップ」や「キャットウォーク」、そして室内を見渡せる「猫用ボックス」が設置されており、猫が自由に動き回ることができる構造となっています。このような設備は、猫が遊びながらストレスなく過ごせる環境を整えるためのものです。
DIY機能で個性的な空間を演出
また、飼い主自身が猫の生活空間をカスタマイズできる「DIY壁」を初めて導入しました。このDIY壁により、飼い主は猫の個性や年齢に応じて、自由に空間を設計することができます。これまでの住宅の常識を覆し、住まいそのものを飼い主の好みに合わせて変化させることができるのは、まさに現代の住宅の新しい形と言えるでしょう。
心地良い暮らしの実現に向けて
UR都市機構は、ペットの飼育に関する社会的な認識の向上を背景に、ペット共生住宅の供給を進めています。「ねころぶ住宅」はその一環であり、多様化する居住ニーズに応え、心地よい暮らしの実現に貢献することを目指しています。今回の取り組みが、猫と飼い主の新しいライフスタイルを創出するきっかけになるのではないでしょうか。
募集の詳細
「ねころぶ住宅」は、つくば・二の宮団地の5号棟に位置し、2024年9月14日より先着順での募集を開始します。入居希望者は、先にモデルルームを内覧することが求められ、特設窓口での申込が必要です。住所は茨城県つくば市二の宮で、アクセスも良好です。
内覧日程
- - 事前内覧日: 2024年9月5日〜9月8日
- - 受付方法: UR賃貸ショップつくば駅前にて内覧用の鍵を受け取ります。入居希望者は必ず本人確認書類を持参してください。また、内覧後のアンケート協力が求められます。
この「ねころぶ住宅」は、猫を愛する人々にとって、理想的な住まいとなること間違いなし。ペットとの生活を充実させるための新しい選択肢として、今後注目を浴びることでしょう。
詳しい情報やお申し込みの手続きは、UR都市機構の公式ウェブサイトをチェックしてください。