渋谷教育学園での特別講演
2025年5月31日、株式会社DeFimansの代表、小野暢思氏が母校である渋谷教育学園渋谷中学高等学校にて特別講演を行いました。この講演は保護者向け教育後援会の一環として開催され、現代の教育における非認知能力の重要性に焦点を当てました。
講演の概要
講演テーマ:
「正解」の無い時代に幸せを掴む非認知能力
このテーマについて、小野氏は自身のキャリアを振り返りつつ、教育現場で求められている能力について深く掘り下げました。AIやテクノロジーの進化により、従来の“正解を覚える力”だけでは十分でないとされる時代に、子どもたちが直面する課題を解決するためには、自分自身で考え、自ら行動する力が必要不可欠であると強調しました。
講演の内容
講演は前半と後半に分かれており、前半は小野氏によるトークが約20分、後半は教育後援会会長の大里氏との対談セッションが20分行われました。
1. 非認知能力の重要性
- - 小野氏は、幸福とは「偏差値」や「年収」の先にあるものであり、各自が自分で感じ、設計するものであると述べました。現代は誰もが手本を持たない時代であり、他人の成功モデルではなく、各自が“自分なりの正解”を見つける力が求められています。
- - それに加え、失敗から立ち直るレジリエンス、他者と協力するための対人スキル、内発的なモチベーションといった「テストには表れない力」が、現代を生き抜くために必要であるとも語りました。
2. 小野氏自身の成長経歴
- - 小野氏は渋渋の10期生で、高校時代には英語ディベート部を設立。慶応義塾大学法学部を卒業後、ポニーキャニオン、Netflix、web3スタートアップを経て起業に至るまでの道のりを振り返りました。
- - 彼は2024年に自身が設立したDeFimansをSBIグループにM&Aし、現在はディベート指導者としても活動し、非認知能力の普及に注力しています。
3. 親の関与に関する提言
- - 小野氏は、子どもが強くなるためには、遠回りや失敗、葛藤が重要であると述べました。過干渉は「社会に反抗する力」の芽を摘む可能性があるため、親は子どもに必要な支援を控えつつ信じることが大切だと提案しました。
講演後の反響
講演後、参加者からは「非認知能力という言葉に納得した」「親として改めて子供の主体性を信じたい」「自分自身の生き方を見直すきっかけになった」といった感想が多く寄せられました。これらの声は、講演の内容が聴衆に深く響いたことを示しています。
DeFimansについて
株式会社DeFimansは、web3業界に特化したプロフェッショナルファームであり、トークンエコノミクスの構築やブロックチェーン技術の活用に取り組んでいます。日本のweb3業界の発展に貢献するため、クライアントと共に努力し続けています。具体的には、トークノミクスやDeFi、GameFi、海外展開、新規事業開発、ブロックチェーンの社会実装、NFT、dApps、DAOなどに関するコンサルティングを提供しています。詳細は公式サイトやSNSを通じて発信されています。