フィシルコムの新たな挑戦
フィシルコム株式会社は、近年の市場環境に応じて、新しいERP(Enterprise Resource Planning)ソリューションの提供を開始しました。これにより、同社はこれまでのマーケティングミックスモデリング(MMM)や転職マッチングサービスの分野に加え、企業の基幹業務管理にも乗り出すことになります。
参入背景:マーケティングと経営管理の分断を解消
現在、多くの企業はマーケティングツールと基幹システムの間に乖離が存在し、その結果、広告投資の成果や経営数値への貢献をリアルタイムで把握することが難しい状況に置かれています。この分断を解消するため、フィシルコムは「カネ」と「ヒト」の両面で培った技術とノウハウを統合し、ERP領域への参入を実現しました。特に、同社が提供するNeX-RayというマーケティングSaaSにより、広告データやSNSデータを統合分析し、ROI(投資対効果)を可視化しています。
マーケ特化ERPが持つ特長
フィシルコムが提供する新しいERPは、従来の守りのツールとは異なり、企業が未来の売上を生み出すための意思決定をサポートします。具体的には、次のような機能を持っています。
1.
戦略的コックピットの提供
CFOやCMOが「今、どこに予算を追加すれば利益が最大化するか」を即座に判断できるようにし、経営戦略の迅速化を図ります。
2.
人件費の見直し
人件費を単なる「費用」として捉えず、事業成長への「投資」として管理します。これにより、高いROIを実現できる人材の戦略的配置が可能になります。
3.
機動力重視のアーキテクチャ
市場の変化に迅速対応できるように、設計から稟議や承認プロセスの短縮を図り、ビジネスチャンスを逃さずにスピード経営を支援します。
フィシルコム株式会社の今後の展望
フィシルコムはマーテック企業としての枠を越え、新たな領域でもテクノロジーの力を駆使し、企業が直面する様々な課題を解決していく意向です。同社が提供する「Nex-Ray」や「おためし転職」といったサービスも引き続き拡充し、企業の経営資源を適切に管理するための基盤を整えていきます。
これにより、企業活動がより効率的に行われるだけでなく、経営陣が抱える意思決定の難易度も大幅に改善されることが期待されています。フィシルコムの今後の活躍に大いに注目です。