メニコン、動物愛護活動への寄付を発表
名古屋を拠点とする株式会社メニコンは、2024年10月23日にエンジン01文化戦略会議「動物愛護委員会」へ118万2,500円の寄付を行ったことを発表しました。この寄付は、2024年3月31日時点の株主優待に基づいて集まった資金からのもので、動物愛護やその啓発活動に用いられます。
エンジン01文化戦略会議とは?
エンジン01文化戦略会議は、様々な分野のクリエイターや知識人が集い、日本文化の発展を目指すボランティア団体です。その中に存在する「動物愛護委員会」は、特に「犬・猫の殺処分ゼロ」を目指し、終生飼育の理念を浸透させるための啓発活動を行っています。さらに、彼らは「川島なお美動物愛護基金」を立ち上げ、動物たちのための支援を広げています。
2024年9月23日には、第8回「川島なお美動物愛護賞」の授与式が行われ、エンジン01動物愛護・川島なお美賞が石川県獣医師会に贈られました。この受賞は、能登半島地震からの復興努力を称えるもので、地域の動物たちにとっても大きな意義を持つものです。
有名人の支援活動
また、「エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞」を受賞した俳優の寺田心さんも注目されています。彼は、保護犬を含む5匹の犬を飼い、自ら老犬介護の活動にも力を入れています。受賞の喜びを語る中で、「若い世代にこの活動を引き継ぎ、広めていきたい」との思いを表明しました。
メニコンの取り組み
子会社である「メニワン」を通じて、メニコンは動物医療事業にも関与しており、ペットの健康をサポートする活動に力を入れています。人と動物が共生できる環境作りを推進し、2021年4月からは「&D(アンド・ディー)」というサービスを開始。これは、すべての犬が幸福に生きられる社会を目指しています。
2018年度からは株主優待制度を導入し、動物愛護委員会への寄付を設定しています。今年度は、寄付金が1万円へと増額され、多くの株主からの支持を受けています。この資金は「川島なお美動物愛護基金」を通じて、犬や猫の殺処分をゼロにするための活動などに活用されます。
今後の展望
メニコングループは、「みる」を通じて、より豊かで笑顔あふれる日々の実現を目指しています。人や動物、さらには地球環境を大切にする企業活動を続けることで、持続可能な社会への貢献を果たそうとしています。
今回の寄付は、動物愛護に対する強い意志の表れです。今後もメニコンがどのような活動を展開していくのか、期待が寄せられます。