サツゲキ支援プロジェクト
2024-12-23 14:23:53

ミニシアター「サツゲキ」支援プロジェクトが進行中!斉藤と関根が映画の魅力を届ける

ミニシアター「サツゲキ」が迎える新たな挑戦



北海道札幌市の狸小路商店街に佇むミニシアター「サツゲキ」。アート系や独特な作品を上映するこの映画館は、映画文化の礎とも言える存在です。しかし、近年は事業継承や老朽化による存続の危機に直面しています。この厳しい状況を打破するため、全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)は、クラウドファンディング等を利用した支援プロジェクトを立ち上げました。

アンバサダーによる応援動画企画



このプロジェクトの一環として、映画紹介人のジャガモンド斉藤氏と、著名なMARVELファンである関根ささら氏が「サツゲキ」を訪れ、その魅力を伝える応援動画を撮影しました。この第4弾となる動画では、彼らが劇場の歴史や作品ラインナップ、館内のこだわりを紹介します。また、動画は彼らのYouTubeチャンネル「ジャガモンド斉藤のヨケイなお世話」でも視聴可能です。

歴史を引き継ぐ「サツゲキ」



2019年、かつての「ディノスシネマズ札幌劇場」が閉館し、その後のクラウドファンディングで1200万円の資金を集め、「サツゲキ」として再出発を果たしたのが2020年7月。劇場名は、札幌市民がかつて使っていた愛称から取られたもので、横澤支配人曰く、「サツゲキという名前には市民の愛着が込められています」。

館内には、フィルム上映時代のフィルムや、歴史を感じさせる展示物が多く設置されており、訪れる人々に映画の歴史を伝える役割も担っています。特に、クラウドファンディングで支援してくれた方々の名前が刻まれたパネルは感動的で、関根さんはその光景に涙を禁じ得ませんでした。

多彩な作品ラインナップ



「サツゲキ」はミニシアターならではの多様な作品が揃っています。斉藤氏と関根氏が訪れた際、数多くの映画のポスターが並ぶチラシラックの前で「見たい映画がいっぱい」と目を輝かせます。横澤支配人は、「さまざまなジャンルの映画が集まることで、お客様にとっても楽しめる場所になることを目指しています」と語り、来館者への感謝の思いを述べました。

知られざるスクリーンのこだわり



様々な工夫がなされた「サツゲキ」のシアター3番では、特にスクリーンの質にこだわっています。座席数48席の小さな映画館ですが、「狭いけれど、特別な場所に思ってもらえるように」と設計されているこのシアターでは、異なる素材の椅子がランダムに配置され、利用者に快適さを提供しています。また、通常とは異なる手法で設置されたスクリーンも見どころで、太鼓張りという特殊な技術を用いているため、より高品質な映像体験が可能です。

市民からの支え



「サツゲキ」は、商店街に完全に溶け込み、地元の人々から暖かい応援を受けながら成長しています。斉藤氏と関根氏は、劇場の各所に感じられる“歴史”や“市民愛”を感じ取り、その魅力を存分に味わいました。最後に横澤支配人は、「もっと多くの人にサツゲキの存在を知ってもらい、ミニシアターの素晴らしさを感じてもらいたい」と力強く語りかけました。

まとめ



「サツゲキ」の活動やミニシアター支援プロジェクトは、映画の未来を守る重要な一歩です。映像コンテンツが多様化する中で、こうした小規模な映画館が果たす役割はますます重要になるでしょう。ぜひ、皆さんも「サツゲキ」を訪れて、その魅力を実感してみてはいかがでしょうか?


画像1

会社情報

会社名
全国興行生活衛生同業組合連合会
住所
東京都港区新橋6-8-2全国生衛会館6階
電話番号
03-5408-5446

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。