ゲームコンソールの美しい歴史を楽しもう
2023年7月20日、エヴァン・アモス著『ゲームコンソール2.0』が発売されました。この本は、1972年に登場したMagnavox Odysseyから最新のPlayStation®5(PS5)に至るまでのゲーム機の歴史を、精緻な写真とともに振り返るフォトグラフィックヒストリーです。
ゲーム機の進化の歴史
ゲーム機は、半世紀以上にわたり多くのメーカーが開発を行い、数々の進化を遂げてきました。本書では、その歴史的な瞬間を切り取った綺麗な画像と共に時代背景が解説されています。例えば、初代のゲーム機から始まり、専用LSIや8ビット、16ビットといったCPUの登場により、ゲーム機はますます高機能化していきました。特に、1983年には日本市場での需要が減少し、各社が撤退する危機を迎えたことが詳しく述べられています。このように、単なるゲーム機の技術革新だけでなく、産業の流れも知ることができる一冊です。
美しい写真が魅力
この本の最大の特徴は、美しい写真です。カメラマンの技術を駆使して撮影されたゲーム機の画像は、ただのハードウェアではなく、ゲームの歴史を物語っています。インターフェースや内部の構造も詳細に捉えられており、ゲームファン、ゲーム開発者、そして収集家全てにとって興味深い内容となっています。また、各ゲーム機には簡単なスペックも添付されており、読みやすく整理されています。
目次の紹介
本書には、ゲーム機の世代交代を追った目次があります。最初の世代である1972年のMagnavox Odysseyから始まり、12年ごとに進化していくゲーム機の一覧は以下の通りです。
- - 第1世代 1972年 Magnavox Odyssey
- - 第2世代 1976年 Fairchild Channel F
- - 第3世代 1983年 Sega SG-1000
- - 第4世代 1987年 NEC PC Engine
- - 第5世代 1993年 FM Towns Marty
- - 第6世代 1998年 Sega Dreamcast
- - 第7世代 2004年 PlayStation Portable
- - 第8世代 2007年 Apple iOS
- - 第9世代 2017年 Nintendo Switch~PS5
これにより、各世代のゲーム機がどのように姿を変えていったのかを直観的に学ぶことができます。
著者について
著者のエヴァン・アモスは独学の写真家であり、ゲームの歴史家でもあります。彼はウィキペディアでの活動を通じてアーキビストとしての手腕を発揮し、現在はニューヨークのブルックリンでゲームに囲まれて生活しています。本書を通じて、彼の情熱と視点が詰まった作品が多くの人に受け入れられることを期待しています。
ゲームの歴史を美しい写真とともに楽しむことができる『ゲームコンソール2.0』。価格は3,960円で、312ページの充実した内容となっています。この本は、ゲームが好きなすべての人々にとって欠かせない一冊になることでしょう。