YKKが持続可能なファッションの未来を描く展示会に出展！

YKKが「FaW TOKYO」出展、持続可能なファッションの未来を提案

YKK株式会社が、2025年10月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される「FaW TOKYO（第16回ファッションワールド東京）秋」に出展することが発表されました。今回の展示会は、世界中から約900社が参加する日本最大級のファッションイベントで、YKKにとっては9回目の出展となります。展示会では、YKKが掲げる「YKKサステナビリティビジョン2050」に基づく環境への配慮や持続可能な取り組みが紹介される予定です。

YKKサステナビリティビジョン2050とは

YKKは2050年を目標に「気候中立」を達成するため、気候、資源、水、化学物質、人権の5つのテーマに色々な目標を設定しています。それぞれのテーマはSDGs（持続可能な開発目標）と関連させて取り組まれており、企業としての社会的責任に対して真摯に向き合っています。

環境配慮型商品が続々登場

「FaW TOKYO」では、持続可能な商品のコアとして、再生PETを使用したリサイクルファスナー『NATULON®』や環境に配慮したテクノロジーを駆使した40点以上の展示が行われます。製品には、アパレルやバッグ、シューズなど多様なアイテムが含まれ、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品が見どころです。

特に注目したいのは、来場者が自ら『VISLON®』用のリペア対応エレメントを取り付ける体験ができるコーナー。これにより製品の寿命を延ばす重要性と再利用の価値を体感できます。

コミュニティ創造への取り組み

また、来場者とのコミュニケーションを深めるためのコーナーも設けられており、特に今年5月にスタートした『つなぐくらぶ by YKK™』や『オレンジイノベーション・プロジェクト』の活動も紹介されます。これにより企業とユーザーの新たな繋がりや価値の創造が期待されています。

特別講演での知見の共有

YKKは特別講演を通じて、スコープ3削減や循環型経済に関する取り組みについても訴えます。講演は10月2日、12時30分から13時15分にかけて行われ、YKK株式会社の吉岡麻子常務執行役員が講師として登壇。業界の未来を見据えたアプローチを共有します。

YKKファスニングアワードも併催

さらに、10月1日から3日までの期間中、『YKKファスニングアワード』の展示も行われます。ファッションデザインコンテストとして25周年を迎えるこのアワードでは、特にサーキュラーエコノミーに関する『Circular Design 特別賞』が新設され、次世代のデザイナーを支援する取り組みが行われます。

過去の受賞作品も展示され、ファッション業界の新たな可能性を探る貴重な機会となることでしょう。

今回の「FaW TOKYO」は、YKKの持続可能な未来志向の取り組みを広く知ってもらう大切な舞台となります。ぜひお見逃しなく！