直方市リユース事業
2025-07-09 15:51:11

直方市が「おいくら」と連携しリユース事業を強化します!

直方市とマーケットエンタープライズが手を組みリユース事業を開始



福岡県直方市が、株式会社マーケットエンタープライズと提携してリユース事業を推進することが発表されました。この施策は、地域の廃棄物削減に寄与し、循環型社会の実現を目指しています。2025年7月9日からスタートするこのプロジェクトは、リユースプラットフォーム「おいくら」を活用し、不要品を捨てることなく再利用できる仕組みを構築します。

■背景と目的


直方市は、ごみ処理費用の増加や、多くのリユース可能な不要品が廃棄されている現状を受けて、新たなリユース施策の導入を検討していました。一方、マーケットエンタープライズはビジョンとして持続可能な社会の実現を掲げており、地方創生やSDGsへの取組に力を入れています。この二者のニーズが一致したことで「おいくら」を利用したリユース事業が実現したのです。

「おいくら」は、マーケットエンタープライズの運営する便利なリユースプラットフォームです。不要な品物の査定依頼を通じて、全国の加盟リユースショップに一括で査定ができ、比較の上で売却が可能です。この手軽さが評価を受け、利用者は2024年6月末の時点で約130万人に達しています。

■直方市の課題と解決策


直方市においては、粗大ごみの回収が週に1回行われていますが、大型品や重いものを市民が自宅から運び出すのは負担が多い状況です。「おいくら」では、自宅までの訪問による出張買取サービスが推奨されており、この仕組みを使えば、重量のある品物でも簡単に売却できます。また、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取の対象となるため、スムーズなリユースが期待されます。市民は、この方法により費用負担なく、簡単に不要品のリユースが可能になります。

■今後の展望


7月9日(水)15時30分から、直方市のホームページに「おいくら」の情報が掲載され、一括査定の申し込みができるようになります。この連携により、二次流通の活性化が進み、廃棄物処理量やそのコストの削減が期待されます。また、この取り組みにより市民が「廃棄ではなく、リユースを選ぶ」という意識を高めることも重要です。

このように、官民協力によるリユース事業は、循環型社会を形成するための鍵となり、地域全体の意識改革が期待されています。

■直方市の魅力


福岡県直方市は、筑豊平野の中央に位置し、豊かな自然環境を持つまちです。春には約13万本のチューリップが咲き誇り、歴史ある城下町として知られています。石炭や鉄鋼業が盛んだった直方市は、今もなお、地域の特性を活かして発展を続けています。総人口は54,489人で、世帯数は27,845世帯と、地域密着型の社会が形成されています。

■株式会社マーケットエンタープライズについて


株式会社マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、多岐に渡る事業を展開しています。その中には、メディア事業やモバイル通信事業も含まれており、持続可能な社会の実現をビジョンとして成長を続けています。2015年には東証マザーズへの上場を果たし、2022年にはプライム市場への上場を達成しました。これまで940万人以上の利用者があり、直方市の取り組みにより、全国で265の自治体で「おいくら」が導入されています。

「おいくら」は廃棄物問題の解決に向けた重要な一手であり、地域社会が一丸となってリユースを促進していくことが求められています。


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会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

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