「社会をすべて、子どもたちのワクワクに」あすいくの挑戦と資金調達の裏側

株式会社あすいく、資金調達を実施

企業名、株式会社あすいくは、保護者と保育施設を結ぶ一時保育のマッチングプラットフォームを運営しています。この度、プレシリーズAラウンドにおいてANRI、大和ハウスグループ、ブルーインキュベーション、きらぼしコンサルティングなどから資金調達を果たしました。この資金を元に、あすいくは更なる事業拡大を目指しています。

プロジェクトの進捗：安心と楽しみを提供

「社会をすべて、子どもたちのワクワクに」という理念のもと、あすいくは利用者に育児の負担を軽減し、保育体験の質を向上させるサービスを提供します。現在、首都圏を中心に約100の保育園と提携し、LINEを通じて1分で保育施設の検索や予約が可能となっており、登録ユーザーは1万3000人を超える人気を誇っています。

駅いく・探いくの魅力

あすいくは鉄道企業や地域の百貨店と連携して「体験型保育プログラム」を始めます。「駅いく」では子どもたちが駅員と共に探検をし、「探いく」では店舗のバックヤードを見学して学びます。このユニークなプログラムは保護者が抱く「託児への罪悪感」を軽減し、子どもたちには楽しい経験を提供します。体験型保育は満足度が高く、プログラムの提供後にはすぐに完売することも多いです。

企業との協力で生まれる新しい価値

あすいくは、すでにJR東日本との資本業務提携を行っており、今後も西武グループとのコラボレーションを強化する予定です。今回の資金調達により、各種アセットを活かしたプログラムの拡充が期待されています。これに対して、投資者からも期待の声が寄せられており、「あすいくの成長が地域社会を支えていく」との見解が示されています。

投資者の声

今回の資金調達に参加した投資者の一人であるANRIの金井さんは、あすいくが「社会を子どもたちのワクワクに変える文化の定着に挑んでいる」と評価。その情熱と実行力に感心し、あすいくの全国展開に期待を寄せています。

統合や提携について意見を寄せた投資者たちも、保護者と子どもたちが笑顔で過ごせる一時保育の新たな形を作り出すことを願っており、あすいくの今後の成長に大きく期待しています。

今後の展望

株式会社あすいくの代表取締役、幸脇啓子さんは「今回の資金調達を通じて、さらなる人材採用や企業との共創を進め、魅力的なプログラムの開発を行いたい」とコメントしています。あすいくは、保護者のニーズを満たすだけでなく、保育士や企業にとっても価値ある事業として育っていくことを目指しています。社会全体が育児に優しい環境を作り出すためのパートナーとして、各界の関心が集まっています。