令和6年11月豪雨被災中小企業への支援策:中小機構が特別相談窓口を開設
令和6年11月8日から続く大雨の影響で、鹿児島県大島郡与論町が甚大な被害を受けました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
この度の災害を受け、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)は、被災された中小企業の事業再開を支援するため、九州本部に特別相談窓口を設置しました。
中小機構による支援内容
中小機構は、被災された中小企業が早期に事業を再開できるよう、以下の支援を実施します。
特別相談窓口の設置:九州本部に特別相談窓口を設置し、被災された中小企業からの相談を受け付けています。相談窓口では、事業再開に向けた資金調達や販路開拓、従業員支援など、様々な課題に対して専門的なアドバイスを提供します。
オンライン経営相談(E-SODAN):中小機構のウェブサイトでは、専門家と直接チャットで経営に関する相談ができる「E-SODAN」を提供しています。災害対策関連の情報をAIチャットボットが案内する機能も備えています。
被災小規模企業共済契約者に対する災害時貸付け:被災された小規模企業共済契約者に対しては、災害時貸付を適用します。貸付金は、被災による事業の復旧や運転資金として活用できます。
相談窓口の詳細
特別相談窓口
所在地: 福岡県福岡市博多区綱場町2番1号博多FDビジネスセンター3階
電話番号: 092-263-0300
受付時間: 平日9時~17時
オンライン経営相談(E-SODAN)
ウェブサイト: https://bizsapo.smrj.go.jp
共済相談室
電話番号: 050-5541-7171
*
ウェブサイト: https://kyosai-web.smrj.go.jp/index.html
中小機構について
中小機構は、中小企業の事業の自律的な発展や継続を目指す政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、様々な支援を提供しています。
今回の災害で被災された中小企業の皆様が一日も早く事業を再開できるよう、中小機構は引き続き支援活動を続けていきます。