茶道具特別展
2025-11-13 12:16:09

大阪市立東洋陶磁美術館で初公開の茶道具特別展が開催!

大阪市立東洋陶磁美術館で特別展「MOCOコレクション オムニバス PART1」開催



2025年12月13日から2026年3月22日まで、大阪市立東洋陶磁美術館にて特別展「MOCOコレクション オムニバス ―初公開・久々の公開― PART1」が開催されます。この特別展では、寄贈者たちの熱い想いが詰まったコレクションの中から、初公開となる茶道具や久々の公開の作品が多数展示されます。

この美術館は1982年に開館し、旧安宅産業株式会社からの「安宅コレクション」に始まり、李秉昌博士からも多くの韓国陶磁が寄贈されています。以降、40年以上もの間、様々な寄贈によりコレクションは拡充されてきました。その中で、特に注目すべきは「松惠コレクション」で、これは中国・韓国・日本の茶道具が中心に収蔵されており、初公開の品々も多く含まれています。

特別展の見どころ

本展での見どころは、先に触れた松惠コレクションを中心に、さまざまなコレクションがオムニバス形式で紹介される点です。例えば、海野信義コレクションからは、中国の副葬品である明器や俑が紹介され、入江正信コレクションでは酒器が展示されます。それぞれのコレクションが持つ個性や歴史が一堂に集まることで、新たな発見が得られることでしょう。

魅力的な作品たち

特に注目すべき一品は、松惠コレクションからの黒織部波文茶碗です。この茶碗は桃山時代に作られ、力強い波の文様が特徴であり、当時の茶の湯の美意識を反映しています。展示される重要美術品として、平安時代の和歌集からの掛物「石山切」も見逃せません。これらの作品は、日本における茶道の歴史や美術の発展を物語るものです。

開催概要

開催日程は2025年12月13日(土)から2026年3月22日(日)までで、会場は大阪市立東洋陶磁美術館です。休館日は月曜日と年末年始など特定の日で、詳細な開館時間や入館料金は公式ホームページに掲載されています。

大阪市立東洋陶磁美術館での特別展は、ただの展示ではなく、寄贈者たちの思いを感じ取り、陶磁の深い世界に浸る貴重な機会です。特に、初公開の茶道具を手に取ることで、過去と未来を繋ぐ松惠コレクションの魅力を存分に体感できることでしょう。ぜひ足を運び、珠玉のコレクションをお楽しみください。

特別展公式ホームページ


公式HPはこちら

附帯イベント


さらに、特別展に関連したプログラムも用意されており、講座やギャラリートークが開催されます。これらも参加費が必要ですが、美術を深く理解するための絶好の機会です。日々進化する陶磁の世界に触れるチャンスを見逃さないようにしましょう。


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会社情報

会社名
地方独立行政法人大阪市博物館機構
住所
大阪府大阪市中央区大手前4丁目1番32号大阪歴史博物館内4階
電話番号
06-6940-4330

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