アクセサリーミュージアムで特別企画展開催中!
東京都目黒区に位置する私設美術館、アクセサリーミュージアムでは、現在、コスチュームジュエリーブランド「ミリアム・ハスケル」に関する特別企画展が行われています。この企画展は、コレクターでありコスチュームジュエリー研究の第一人者である渡辺マリ氏の協力を得て、彼の膨大なコレクションの中から選りすぐりのアンサインド期(刻印の無い作品)を中心に、200点以上が展示されています。
企画展の見どころ
特に注目すべきは、アンサインド期のジュエリーが数多く集められている点です。この時期の作品は真贋や制作背景の判断が非常に難しく、学術的にも大変貴重です。ミリアム・ハスケルのアンサインド・コレクションを一堂に目にすることができるのは、今企画展が最後になるとのこと。貴重な機会を逃さず、ぜひ訪問してください。
また、渡辺マリ氏によるギャラリートークや対談イベントも開催予定です。特に、1月と2月に行われるギャラリートークでは、ジュエリーのデザインや製造過程について直接話を聞くことができ、さらに深い理解が得られることでしょう。
渡辺マリ氏の解説とトークイベント
イベントは次のように計画されています:
- - ギャラリートーク(1月24日、2月28日):各回定員10名で、無料(入館料は別途必要)。事前予約が必要です。
- - 廃止対談(6月5日):定員20名、同様に要予約。参加者には貴重なトークを楽しむチャンスが待っています。
ミリアム・ハスケルの功績
ミリアム・ハスケル(1899-1981)は、1920年代アメリカにおいてコスチュームジュエリーのパイオニアとして名を馳せました。第一次大戦前後の社会変動の中で、彼女は創意工夫を凝らし、作品を通じて自身の哲学や世界観を表現し続けました。その高い芸術性と繊細さは、今もなお多くの人々に感銘を与え、「コスチュームジュエリーの女王」と呼ばれています。
コスチュームジュエリーとは、使用素材やデザインにおいて自由度が高く、その時代のファッション性を強く反映した装身具です。彼女は、ガラスビーズや貝などの自然素材、さらにはプラスチックを使い、独自のアート性ある作品を生み出しました。その手法は、現在のハンドメイドアートにも大きな影響を与えています。
展示の多様性
今回の企画展では、ただ作品を鑑賞するだけでなく、各作品の裏側をじっくり観察できる展示が魅力です。ハイジュエリーに飽きた欧米の裕福な女性たちが、ユニークさを認めて手に取ったミリアム・ハスケルの作品群。彼女がどのようにコスチュームジュエリーというジャンルを切り開いたのかを、展示を通して追求します。
また、装身具の歴史やファッション、女性史を中心に多面的なアプローチができる内容となっており、文化やアート、さらにはジェンダーやライフスタイルに至るまで、幅広い観点から取材可能です。入館券のプレゼントもあり、訪問者の皆様がこの貴重な展覧会を体験できるようサポートしています。
アクセサリーミュージアムの紹介
2010年に開館したアクセサリーミュージアムは、上目黒に位置し、3つのフロアにわたって約50000点以上のコレクションを誇る美術館。多様な装身具やファッションを通じて、失われた技法や文化を未来に伝えることを目的に設立されました。常設展示では選りすぐりの作品を御覧いただけます。
企画展「ミリアム・ハスケルはご存じ?」は、文化的、芸術的な価値を求める全ての人々にとって、見逃せない機会です。公式サイトやSNSで最新情報をチェックし、この貴重なイベントを体験しましょう。