アニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」が小説化
アニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」の原案者である赤坂優月による小説が、2024年10月4日から放送される同名のアニメに合わせて、10月初旬に全国の書店で発売されることが決まりました。この小説は10代を対象とした「5分シリーズ+」というレーベルから刊行され、今後の続刊も待たれています。
魅力的なカバーイラスト
書籍のカバーイラストには、アニメのキャラクターデザインを手掛けた松浦麻衣が描き下ろしたものが使用されており、視覚的にも作品の魅力を高めています。
あらすじ
物語の中心となるのは、魔法使いになることを夢見た少女クルミ=ミライと名門家系の令嬢ユズ=エーデル。彼女たちが訪れるのはレットラン魔法学校、ここは魔法使いを目指す学生たちが集まる場所です。しかし、二人の受験は予想外の結果に…。
さて、なぜ彼女たちは受験に失敗してしまったのか。クルミが心に持つ想いと、ユズの境遇が交錯する中、彼女たちは知られざる学校の秘密に迫ることになります。クラスメイトや同好会の面々が絡み合い、彼女たちの学園生活は予測不可能な展開を見せていくのです。
原作者・赤坂優月のメッセージ
赤坂優月は、小説の発端となるコンテストでの受賞経験を語り、オリジナルのアニメーションプロジェクトからこの物語がスタートしたことを振り返りました。彼女は、自身の作品がアニメ化されることに驚きつつ、書き手として新しいキャラクターやストーリー展開を楽しんでいます。このノベライズ版では、アニメの要素を取り込みながらも、異なる視点からキャラクターたちの心情を描くことに挑戦しています。
コラボコンテスト情報
また、エブリスタとコラボしたコンテストも開催されることが決定しました。応募者は、同作品の主要キャラクター、クルミとユズのような正反対のキャラクター同士の物語を提案する必要があります。最高賞にはラジオでの朗読の権利が与えられ、抽選で特製QUOカードが贈られます。
終わりに
発売日や詳しい書誌情報も公開されており、今後の続刊も期待される「魔法使いになれなかった女の子の話」。この新しい形の物語が、どのようにファンの期待を裏切らずに展開されるのか、是非注目していただきたい作品です。アニメや小説を通じて、未だ見ぬ世界が広がります。
書誌情報
- - 書名:『魔法使いになれなかった女の子の話1』
- - 著者名:赤坂優月
- - 仕様:四六判/268頁予定
- - 価格:1,300円(税抜)
- - 発売日:2024年10月3日
- - ISBN:978-4-309-03917-6
- - URL:河出書房新社
期待の新作アニメと共に、原作小説の展開を楽しみにしてる人々が待望する中、作品の世界観がどのように広がるのか、ますます楽しみです。