ターキッシュ エアラインズがHAVELSAN社と新たな契約
ターキッシュ エアラインズ(Turkish Airlines)は、パイロット訓練インフラの更なる強化を目指し、トルコのHAVELSAN社に対して新たにボーイング737 MAXのフルフライトシミュレーター(FFS)を1基追加発注しました。この新たなシミュレーターは、2026年1月に納品される予定です。
ターキッシュ エアラインズは、HAVELSAN社との長年にわたる協力を重視しており、今回の追加発注はその集大成と言えるでしょう。この契約はトルコのナショナルフラッグキャリアとしての、同社のシミュレーター設備の拡充と技術力強化への真剣な取り組みを示すものです。
ターキッシュ エアラインズの取締役会長であるアフメット・ボラット教授は、「この追加発注は、HAVELSAN社との戦略的な協業をさらに深めるものであり、我が社が提供するパイロット訓練の質の高さに対する我々のコミットメントを反映しています。新たに拡充されるシミュレーターにより、安全性とサービス基準を維持し続けることが可能となります」と述べています。
一方、HAVELSAN社のCEO、メフメト・アキフ・ナジャール博士もこの契約について喜びを語り、「ターキッシュ エアラインズとのさらなるパートナーシップの強化を心から嬉しく思っています。この信頼関係は、私たちの技術への揺るぎない献身を示すものです」と強調しました。
過去の契約とシミュレーター運用状況
ターキッシュ エアラインズは2018年に、HAVELSAN社と新たな契約を締結し、A320neo/ceo型のフルフライトシミュレーター3基、B737 MAXのフルフライトシミュレーター2基、さらにフライト・トレーニング・デバイス(FTD)6基の合計11基の訓練用装置を調達しています。これにより、現在までにターキッシュ エアラインズは、HAVELSAN社製のB737 MAXのフルフライトシミュレーター2基、A320neo/ceo型2基、B737NG型1基を正常に運用しています。これらはすべてEASAレベルDの認証も受けています。
さらに、契約に含まれる最後のA320neo/ceoシミュレーターは、2025年11月に納品される予定です。今回追加発注したB737 MAX FFSは、ターキッシュ エアラインズが保有するフルフライトシミュレーターの中で7基目となります。
最高水準の訓練機会を提供
ターキッシュ エアラインズは、国際的な航空業界において最高レベルの技術と施設を備えたシミュレーション環境を通じて、パイロットに高品質な訓練機会を提供し続けることを目指しています。このような取り組みにより、同社はさらなる顧客満足度を追求し、グローバルな事業の拡大にも努めていく所存です。
ターキッシュ エアラインズについて
ターキッシュ エアラインズは、1933年に設立されたトルコの国営航空会社です。現在は485機の航空機を保有し、372の目的地に対して国際線300路線、国内線53路線を運航しています。当社の公式ウェブサイトでは、航空券の予約や最新のサービス情報が提供されています。
公式HP:
ターキッシュ エアラインズ
公式Instagram:
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公式LinkedIn:
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公式X:
@TurkishAirlines
スターアライアンスについて
ターキッシュ エアラインズは、スターアライアンスの一員でもあります。スターアライアンスは1997年に設立され、現在192か国以上、1,160か所以上の空港において、1日当たり約17,837本のフライトを運航しています。このアライアンスは、世界的に認知されたサービスと充実のネットワークを提供し、旅客体験の向上に努めています。詳しい情報は、
スターアライアンス公式サイトをご覧ください。
HAVELSAN社について
HAVELSAN社は42年の歴史を持ち、防衛、シミュレーション、ICT、国土安全保障、サイバーセキュリティなど広範囲の分野において、次世代の技術をエンドツーエンドで提供しています。各分野での高い実績が、ターキッシュ エアラインズとの信頼関係を深める要因となっています。