マンガアラビア提携
2026-03-23 11:50:49

マンガアラビアがスクウェア・エニックスと提携し文化交流を加速

マンガアラビアとスクウェア・エニックスの提携



サウジアラビア・リヤードからのニュースです。サウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)の子会社であるマンガアラビアが、著名な日本のコンテンツ企業、株式会社スクウェア・エニックスとライセンス契約を結びました。この提携は、アラブ地域の読者に向けたコンテンツ提供を可能にし、双方の創造力を融合させる重要なステップです。

スクウェア・エニックスは、マンガ出版においても強い影響力を誇る企業です。「ガンガン」ブランドを通じて発行されるさまざまな雑誌やデジタルプラットフォームは、その多様性と質の高い作品によって広く知られています。2022年には国際的な展開を見据えて、マンガ配信プラットフォーム「Manga UP!」の英語版を始動。すでに350以上のタイトルを配信しており、全世界でのマンガ文化の普及に寄与しています。特に、「ファイナルファンタジー」シリーズなどのゲーム作品が、全世界での圧倒的な販売実績を誇ります。

今回の提携は、マンガアラビアの方針でもある創造的な作品の発信力を高め、世界的な読者層を広げることを目的としています。これまで、マンガアラビアは若者や子ども向けの雑誌を紙媒体とデジタル配信で展開し、アラブ圏においてマンガ文化を推進してきました。その結果、アプリダウンロード数は190カ国を超え、1,200万件を突破するなど、確かな存在感を示しています。

新たな提携によって、マンガアラビアはスクウェア・エニックスの人気作品「黄泉のツガイ」と「わたしの幸せな結婚」をアラビア語で独占的に配信することが決定しました。これにより、アラビア語を話す読者に向けた作品の供給が強化されるでしょう。

マンガアラビアの編集長であるブカーリ・イサム氏は、スクウェア・エニックスとの提携について「中東圏での日本のコンテンツに対する関心は高い」と語り、今回の契約が文化交流をさらに進展させる重要な一歩であると述べました。また、長期的なパートナーシップを期待しているとし、より多様な読者ニーズに応える意気込みを示しています。

一方、スクウェア・エニックスの代表取締役社長である桐生隆司氏は、アラビア語圏での電子配信が実現したことに喜びを表し、アラビア地域の読者に自社作品を楽しんでもらうことができることを心から願うと述べました。今後も、さまざまなコンテンツを通じた貴重な体験の提供に取り組む姿勢を明らかにしました。

マンガアラビアの展望



マンガアラビアは、サウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)の一員として、アラブの文化や創造性を世界中に広めることを目指しています。日本のマンガのアラビア語版を通じて、アラブ家庭に楽しんでもらえる読書体験を提供するほか、サウジの文化や価値観を反映した創作活動も重視しています。特に、マンガアラビアキッズとユースという2つの月刊誌は、発刊100号を超え、170人以上の若手クリエイターの発掘と支援にも成功しています。

この提携により、マンガアラビアが展開するプラットフォームはさらに充実し、アラブ圏での魅力的な作品が増えることでしょう。読者が多様な選択肢の中から自己表現や共感を見つけられる場作りに貢献することが期待されています。


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会社情報

会社名
Manga Arabia LLC
住所
Makkah Road, Al Motamarat District, Riyadh, Kingdom of Saudi Arabia
電話番号

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